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J-GLOBAL ID:201702223446866564   整理番号:17A0132719

InAlN/GaNおよびAlGaN/GaNの金属-絶縁体-半導体ヘテロ接合構造の三元誘電体ゲート絶縁膜のための,原子層堆積法によるTiO2へのAlもしくはHfの取り込み

Incorporation of Al or Hf in atomic layer deposition TiO2 for ternary dielectric gate insulation of InAlN/GaN and AlGaN/GaN metal-insulator-semiconductor-heterojunction structure
著者 (4件):
資料名:
巻: 35  号:ページ: 01B132-01B132-6  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: C0789B  ISSN: 0734-2101  CODEN: JVTAD6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本稿では,GaN系素子のための比誘電率の高いゲート絶縁膜について検討した。高κ絶縁膜としてのTiO2の開発は,通常,薄膜の漏れ電流と温度安定性に関しては妥協している。本研究では,AlGaN/GaNおよびInAlN/GaNという二種類の下地上に原子層堆積法にて,TiO2に対し,Al2O3を混合しTi-Al-O化合物薄膜,もしくはHfO2を混合しTi-Hf-Oの化合物薄膜を形成した。AlもしくはHfの濃度を変化させ,三元化合物の組成の影響を調べ,AlもしくはHfの濃度を増すにつれ漏れ電流が減少することがわかった。TiO2の参照試料にくらべ,45%という最大のAl濃度では約2桁,31%というHfの最大濃度では2桁以上,漏れ電流が減少する。AlもしくはHfの濃度を増すにつれ比誘電率は減少するが,調査した濃度範囲では49までの高い値を維持している。絶縁膜の結晶化温度についても検討し,結晶化温度は組成と含有量の双方に依存することがわかった。Al濃度45%のTi-Al-O薄膜では,結晶化温度は600°Cまで上昇し,これは参照したTiO2薄膜よりはるかに高い。AlGaN/GaNおよびInAlN下地の双方の上で,種々の絶縁膜の界面トラップ密度を調査した。35%のHfを含むTi-Hf-Oの化合物の場合に2.2×1012eV-1cm-2という最小のトラップ密度を見出した。結論として,今回の研究で,絶縁膜の他の性能を改善しつつも,TiO2の望みの高κ特性は維持できることを示した。更に,Ti-Hf-O化合物は全体としてTi-Al-O化合物より優れた特性を示す。(翻訳著者抄録)
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