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J-GLOBAL ID:201702224063413231   整理番号:17A0080203

イットリウム添加BaSn0.05Ti0.95O3セラミックスの微細構造と誘電特性

Microstructure and Dielectric Properties of Yttrium-Doped BaSn0.05Ti0.95O3 Ceramics
著者 (6件):
資料名:
巻: 45  号: 10  ページ: 5206-5212  発行年: 2016年10月 
JST資料番号: D0277B  ISSN: 0361-5235  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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Y<sup>3+</sup>添加BaSn<sub>0.05</sub>Ti<sub>0.95</sub>O<sub>3</sub>(BTS5)セラミックスの微細構造と誘電特性を調べた。すべてのBTS5セラミックスはペロブスカイト構造を有する単一相を有し,Rietveld解析ではさらに,この材料が空間群P4mmを有する正方晶構造を示すことを示した。Y<sub>2</sub>O<sub>3</sub>の量は,BTS5の誘電特性に大きく影響する可能性があった。ブランク試料のキュリーピークが最も高く,サンプルのキュリーピークはY<sup>3+</sup>を添加すると明らかに抑制され,誘電率の最大値は,Y<sup>3+</sup>の添加が0.05モル%までは減少し,その後0.05モル%を超えてY<sub>2</sub>O<sub>3</sub>を添加すると増加した。Y<sup>3+</sup>イオンの添加量により,Y<sup>3+</sup>濃度の増加に伴って格子歪みが減少し,短距離高調波復元力が低下して,Y<sup>3+</sup>添加BTSセラミックスではT<sub>c</sub>がより高温にシフトした。さらに,0.05~0.6モル%のY<sup>3+</sup>添加BTS5セラミックスの誘電損失は,環境温度が上昇しても非常に安定しており,これによりいろいろな用途への応用が考えられることを示した。Copyright 2016 The Minerals, Metals & Materials Society Translated from English into Japanese by JST.
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著者キーワード (4件):
分類 (2件):
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セラミック・磁器の性質  ,  強誘電体,反強誘電体,強弾性 
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