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J-GLOBAL ID：201702225751012790   整理番号：17A0271848

MEMS加速度センサを用いた変位計測に基づくPortable-Weigh-In-Motionシステムの提案

著者 (4件)： 関屋英彦 (東京都市大学 総合研究所) ,  小西拓洋 (東京都市大学 総合研究所) ,  木ノ本剛 (首都高速道路株式会社 保全・交通部) ,  三木千壽 (東京都市大学)
資料名： 土木学会論文集 A1(構造・地震工学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. A1 (Structural Engineering & Earthquake Engineering) (Web))
巻： 72  号： 3  ページ： 364-379(J-STAGE)  発行年： 2016年 
JST資料番号： U0201A  ISSN： 2185-4653  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 構造物の維持管理を行う上で,外力を把握することは重要である.この外力に対する応答を計測するツールとして,MEMSセンサが注目されている.MEMSセンサは,磁石等で設置が可能なため,施工が容易である.さらに,安価で小型なことから構造物のモニタリングへの適用が期待されている.本研究では,MEMSセンサによるモニタリングの一つとして,可搬型車両重量推定システム(Portable-Weigh-In-Motionシステム)の開発を行った.具体的には,まず複数車線を有する橋梁の加速度記録から,全自動にて変位応答を算出するアルゴリズムを構築した.次に,その変位応答を利用した車両重量推定システムを開発した.最後に,実橋梁において計測を行い,ひずみゲージによるWIM結果と本システムの結果を比較することによって,本システムの実用性を示した.(著者抄録)

シソーラス用語： *MEMS ,  速度センサ ,  *加速度計 ,  変位測定 ,  監視 ,  可搬型 ,  橋 ,  応答 ,  変位 ,  アルゴリズム ,  加速度 ,  記録 ,  歪計 ,  *重量測定 ,  移動荷重 ,  *走行車両計量

著者キーワード (4件)： health monitoring ,  portable-weigh-in-motion ,  MEMS accelerometer ,  vehicle detection

分類 (2件)： 橋梁の破壊,保守,その他  (RC06080X) ,  時間,速度,加速度,角速度の計測法・機器  (AD05040K)

引用文献 (26件)：

• 三木千壽,鈴木啓悟,小野潔,柳沼安俊:疲労損傷の疑いのある橋梁の応力測定,土木学会論文集 F, Vol. 66, No. 3, pp. 337-350, 2010.
• 舘石和雄,竹之内博之,三木千壽:鋼橋部材交差部に生じる局部応力の発生メカニズムと要因分析,土木学会論文集,No. 507/I-30, pp. 109-119, 1995.
• 時田英夫,永井政伸,三木千壽:交通データをベースとした首都高速道路の疲労環境の評価,土木学会論文集,第794号/I-72, pp. 55-65, 2005.
• Sasaki, E., Tanabe, A., Miki, C., Kobayashi, Y., Muhi, M., Sakayanagi, H. and Suzuki, K.: Attempts to develop portable weigh-in-motion for field measurements in developing countries, Doboku Gakkai Ronbunshuu F, Vol. 65, No. 4, pp. 495-500, 2009.
• 小林裕介,三木千壽,田辺篤史:リアルタイム全自動処理 Weigh-In-Motion による長期交通荷重モニタリング,土木学会論文集,No. 773/I-69, pp. 99-111, 2004.

タイトルに関連する用語 (3件)： MEMS加速度センサ ,  変位計測 ,  提案