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J-GLOBAL ID:201702226111731400   整理番号:17A0236943

テトラグリム-マグネシウムビス(トリフルオロメタンスルホニル)アミド錯体の熱的および電気化学的安定性:溶媒和安定性に及ぼす2価カチオンの電場効果

Thermal and Electrochemical Stability of Tetraglyme-Magnesium Bis(trifluoromethanesulfonyl)amide Complex: Electric Field Effect of Divalent Cation on Solvate Stability
著者 (10件):
資料名:
巻: 120  号:ページ: 1353-1365  発行年: 2016年01月28日 
JST資料番号: W1877A  ISSN: 1932-7447  CODEN: JPCCCK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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グリム類は,その多数のエーテル酸素でアルカリ金属イオンと錯形成することが知られている。ここではMg2+イオンとの錯形成の可否を調べる為に,種々のモル比のテトラグリム(G4)とMg[TFSA]2(TFSA:ビス(トリフルオロメタンスルホニル)アミド)の二成分混合物の挙動を調べた。1:1のモル比では,G4がMg2+に配位した[Mg(G4)][TFSA]2錯体を形成した。その融点は137°Cであり,250°C以上では,Mg2+イオンの脱溶媒和が起こり,G4が蒸発することが判った。遊離のG4は約140°Cで揮発が始まることから,錯体中のG4がMg2+との間で強い静電相互作用および誘導相互作用をしていることが判った。配位したG4は酸化に対しても安定で,遊離のG4が対Li/Li+の4Vで酸化が起こるのに対して配位したG4は5Vで酸化が開始し,Mg2+との錯化によってG4のHOMOエネルギー準位の低下が起こることを示した。
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
非遷移金属元素の錯体  ,  電気化学反応  ,  分解反応  ,  分子化合物の結晶構造 

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