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J-GLOBAL ID:201702228415629114   整理番号:17A0366294

合成アジョエン類似体SPA3015は多剤耐性癌細胞におけるNF κBおよびPPARγの間のクロストークを介してアポトーシス細胞死を誘導する【Powered by NICT】

The synthetic ajoene analog SPA3015 induces apoptotic cell death through crosstalk between NF-κB and PPARγ in multidrug-resistant cancer cells
著者 (11件):
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巻: 96  ページ: 35-42  発行年: 2016年 
JST資料番号: B0937A  ISSN: 0278-6915  CODEN: FCTOD7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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P糖蛋白質(P gp)過剰発現によって引き起こされる多剤耐性(MDR)は,重要な癌化学療法を妨げる。本研究では,著者らはP-gp過剰発現MDR癌細胞(KBV20CとDX5)における,合成アホエン類似体,SPA3015の抗癌効果を検討した。SPA3015を用いた処理は,両KBV20CとDX5細胞の細胞生存率の劇的な減少を引き起こした。この減少はP-gpの発現レベルまたは薬物流出機能に影響を与えることなく,アポトーシス細胞死を伴っていた。SPA3015はNF-κBレポーター遺伝子活性,CIAP1,CIAP2,XIAPとBcl-XLのようなNF-κB標的遺伝子の発現低下をもたらすを選択的に抑制した。驚いたことに,p65サブユニットの核局在化とDNA結合親和性はSPA3015の影響を受け,SPA3015は核でのNF-κBの転写活性を阻害することを示唆した。,SPA3015処理はPPARγとp65の物理的相互作用の増加,NF-κB活性の阻害の結果となった。著者らの知見は,SPA3015はp65サブユニットとPPARγの物理的相互作用,MDR癌細胞におけるアポトーシス細胞死を促進することによりNF-κB転写活性を阻害するという仮説を支持する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  抗腫よう薬の基礎研究  ,  消化器の腫よう 

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