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J-GLOBAL ID：201702230258114027   整理番号：17A0325202

単一プラズモンハイブリッドナノ構造における共鳴エネルギー移動の選択的ターンオンと変調【Powered by NICT】

Selective turn-on and modulation of resonant energy transfer in single plasmonic hybrid nanostructures

著者 (5件)： Bujak Lukasz (Department of Materials Science and Engineering, Tokyo Institute of Technology, Ookayama 2-12-1-S8-44, Meguro-ku, Tokyo 152-8552, Japan. [e-mail] [e-mail]) ,  Ishii Tatsuya ,  Sharma Dharmendar Kumar ,  Hirata Shuzo ,  Vacha Martin
資料名： Nanoscale  (Nanoscale)
巻： 9  号： 4  ページ： 1511-1519  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2323A  ISSN： 2040-3364  CODEN： NANOHL  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Foerster共鳴エネルギー移動(FRET)はドナー分子により吸収された光のエネルギーは数ナノメートルの距離にわたって受容体分子に転送される無放射過程である。FRETはエネルギー変換応用における利用のために探究されている光合成と自然の感化を受けた人工集光系に重要な役割を果たしている。金属ナノ粒子の局在プラズモンはFRET効率と効果的なドナー-アクセプタ距離の有意な増加につながる可能性がある。ここでは,その表面に共有結合した金ナノロッドとドナー及びアクセプタ分子から構成されるハイブリッドナノ構造を調製し,同時暗視野散乱,蛍光イメージングと分光法による単一ナノ粒子のレベルを調べた。単一粒子手法は励起光の偏光による金ナノロッドの縦方向プラズモンの選択的励起を可能にした。アクセプタ分子の発光強度は制御可能かつ可逆的偏光角によって広範囲に調節され,このようにしてハイブリッドナノ構造の発光色上のFRETプロセスと制御の選択的ターンオンを可能にする。数値シミュレーションは,プラズモンとドナーとアクセプタ分子の相互作用は~65の因子によるエネルギー移動効率の増加をもたらすことを示した。これらの知見は,新しいカラースイッチング法の概念を示し,オプトエレクトロニクスとナノフォトニクスにおける革新的な応用への道を開くことができた。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： ドナー ,  *エネルギー移動 ,  *プラズモン ,  共有結合 ,  オプトエレクトロニクス ,  *ターンオン ,  偏光 ,  *ナノ構造 ,  ナノ粒子 ,  アクセプタ
準シソーラス用語： 発光強度 ,  蛍光イメージング ,  金ナノロッド ,  金属ナノ粒子 ,  *共鳴エネルギー移動 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 固体プラズマ  (BM02160W) ,  光化学一般  (CB08010U)

タイトルに関連する用語 (3件)： 共鳴エネルギー移動 ,  ターンオン ,  変調