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J-GLOBAL ID:201702231251868761   整理番号:17A0318862

卵白アルブミンキトサン複合体コアセルベーション:相挙動,熱力学的およびレオロジー的性質【Powered by NICT】

Ovalbumin-chitosan complex coacervation: Phase behavior, thermodynamic and rheological properties
著者 (15件):
資料名:
巻: 61  ページ: 895-902  発行年: 2016年 
JST資料番号: E0877B  ISSN: 0268-005X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本報では,混濁度,ゼータ電位,共焦点レーザ走査顕微鏡(CLSM)及び等温滴定熱量測定(ITC)を介して卵白アルブミン(OVA)とキトサン(CS)の間の相互作用に及ぼすpH,イオン強度,及び蛋白質/多糖類の比の影響を調べた。動的レオメータは,複雑なコアセルベートのレオロジー特性を研究した。状態図と微細構造の結果は,錯体およびコアセルベートは静電相互作用を介して特定のpH値で形成されたことを示した。イオン強度(C_NaCl≦200mM)の低レベルはOVA/CSコアセルベートの形成を促進したが,より高いイオン強度(C_NaCl>200mM)は塩イオンによる高分子電荷の遮蔽に起因するコアセルベートの形成を阻害した。OVA/CS比1:1から10:1への増加は,臨界pH(pH_cとpH_φ)の減少を引き起こした。OVAとCS間の相互作用は,ITC測定によりpH=4.0とpH=5.5で自発的発熱プロセスであった。pH=5.5でのOVAとCS間の親和性定数と化学量論比は,4.0のそれよりはるかに高かった。結合エネルギーと共にOVA滴定の変化はpHに依存することを示した。さらに,動的レオロジー解析結果から,より低い塩分濃度(C_NaCl≦50mM)とOVA/CS比(1:1から3:1まで)はコアセルベート構造の形成,より強いゲル強度を促進することを示した。しかし,より高い塩とOVA/CS比(3:1から10:1まで)(C_NaCl>50mM)はOVA/CSコアセルベートの弱い弾性をもたらした。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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食品蛋白質  ,  食品の品質 

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