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J-GLOBAL ID:201702236295030962   整理番号:17A0439239

ホルボールエステル処理ヒト乳癌MCF-7細胞におけるEMT,ROS,そしてヒストンアセチル化間のクロストーク機構

Cross Talk Mechanism among EMT, ROS, and Histone Acetylation in Phorbol Ester-Treated Human Breast Cancer MCF-7 Cells
著者 (5件):
資料名:
巻: 2016  ページ: ROMBUNNO.1284372 (WEB ONLY)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U7012A  ISSN: 1942-0900  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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上皮間充織遷移(EMT)は癌の進行において中心的役割を果たし,SlugやSnailを含む幾つかの転写因子がEMTプロセスに関与することが知られている。活性酸素種(ROS)の過剰産生や,DNAメチル化やヒストン修飾といったエピジェネティクスが発癌に関与することが良く確立されている。しかしEMT,ROS,そしてエピジェネティクス間のクロストーク機構は明らかでない。本研究において筆者らは,タンパク質キナーゼC活性化剤ホルボールエステル(TPA)によるヒト乳癌MCF-7細胞の処理が細胞増殖と移動を有意に誘導し,これらはSlugの発現の著しい誘導を伴うことを立証した。更に,Slugの発現のTPAが誘発する誘導は,ヒストンH3アセチル化とNADPHオキシダーゼ(NOX)2由来ROSシグナリングにより調節された。このことはROSとヒストンアセチル化がTPAが誘起するEMTプロセスに関与することを示す。ここで筆者らは,EMT,ROS,そしてヒストンアセチル化間のクロストーク機構を明らかにし,本結果は癌転移の進行に洞察を提供する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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基礎腫よう学一般  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 
物質索引 (1件):
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