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J-GLOBAL ID：201702237867456857   整理番号：17A0503476

スギ間伐材木粉を使用した射出成形スギWPCの強度性能(2)-スギ樹皮混錬の検討-

著者 (4件)： 鈴木聡 (富山木研) ,  藤澤泰士 (富山木研) ,  牧恒雄 (戸出オーフィット) ,  稲川貴文 (戸出オーフィット)
資料名： 日本木材学会大会研究発表要旨集(完全版)(CD-ROM)  (日本木材学会大会研究発表要旨集(CD-ROM))
巻： 67th  ページ： ROMBUNNO.Q18-P2-21  発行年： 2017年02月27日 
JST資料番号： L1221B  ISSN： 1349-0532  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 富山県において,スギ間伐材,林地残材,樹皮等未利用木質バイオマスが多く存在している。特に樹皮については発生量の増加に伴い新たな利用法が求められている。本研究グループでは,これまで,富山県産スギ間伐材木粉と熱可塑性樹脂から,汎用の射出成形機で成形可能なスギWPC用コンパウンドの製造技術を開発してきた。前報ではスギWPCの曲げ弾性率は,木粉の粒径よりもアスペクト比の影響が大きく,アスペクト比が高いほど弾性率は上がることを明らかにした。今回は,樹皮の使用について検討した。その結果,タテヤマスギ樹皮について蒸煮処理を行なったところ,蒸煮時間が長いほど繊維は細かくなる傾向にあった。また蒸煮処理後に石臼型粉砕機で解繊,木質系PP複合材を試作したところ,スギ木粉のみよりシャルピー衝撃強さが高くなった。また,樹皮添加による耐衝撃性能の向上が認められた。(著者抄録)

シソーラス用語： スギ ,  *間伐材 ,  木粉 ,  射出成形 ,  *強度 ,  樹皮 ,  木質バイオマス ,  富山県 ,  熱可塑性プラスチック ,  *プラスチック ,  *複合材料 ,  *木材 ,  粒度依存性 ,  弾性係数 ,  アスペクト比 ,  技術開発 ,  煮沸 ,  時間依存性 ,  蒸煮 ,  シャルピー試験 ,  衝撃強さ ,  粉砕機 ,  ポリプロピレン
準シソーラス用語： *WPC【プラスチック】 ,  タテヤマスギ ,  耐衝撃性

分類 (5件)： 樹皮,その他の林産物  (FF05050G) ,  森林植物学  (FF02020E) ,  農業廃棄物の利用  (FB07050I) ,  機械的性質  (YH02022L) ,  伐木,造材  (FF04000W)

タイトルに関連する用語 (7件)： スギ ,  間伐材 ,  木粉 ,  射出成形 ,  WPC ,  樹皮 ,  混錬