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J-GLOBAL ID:201702238232906187   整理番号:17A0401285

CO_2上昇はCd及びPb汚染土壌におけるニセアカシア(Robinia pseudoacaciaL.)実生の根圏における土壌微小環境のためになる【Powered by NICT】

Elevated CO2 benefits the soil microenvironment in the rhizosphere of Robinia pseudoacacia L. seedlings in Cd- and Pb-contaminated soils
著者 (7件):
資料名:
巻: 168  ページ: 606-616  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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上昇した大気中CO_2と組み合わせた重金属による土壌汚染は植物成長に影響を与えることにより根圏微小環境に重要な影響を及ぼす。ここでは,カドミウム(Cd)及び鉛(Pb)汚染と組み合わせた上昇CO_2に対するR.pseudoacacia根圏微小環境の応答を調べた。根圏土壌中の有機化合物(全可溶性糖,可溶性フェノール酸,遊離アミノ酸,有機酸),微生物の量と活性,および酵素活性(ウレアーゼ,デヒドロゲナーゼ,インベルターゼ,β-グルコシダーゼ)は周囲CO_2に比べて高いCO_2下で有意に増加した(p<0.05)が,L-アスパラギナーゼ活性は減少した。CO_2上昇のみでは根圏における土壌微生物群集に影響を与えた。重金属だけでは全可溶性糖類,遊離アミノ酸,有機酸,フェノール酸,微生物個体群とバイオマス,酵素活性の低下,および根圏土壌中の微生物群集の変化の増加をもたらした。上昇CO_2が,有機化合物,微生物個体群,バイオマス,活性,および酵素活性(L-アスパラギナーゼを除いて)の増加をもたらし,Cd,PbまたはCd+Pb処理環境CO_2と比較して下での微生物群集の変化。さらに,CO_2上昇は根圏土壌中のCdとPbの除去比を有意に増強した(p<0.05)。全体として,CO_2上昇は重金属ストレス,増加した大気CO_2濃度は重金属の土壌肥沃度と根圏微小環境にプラスの効果を有することを示唆し,R.pseudoacacia実生の根圏微小環境に有利であった。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
重金属とその化合物一般  ,  土壌汚染 

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