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J-GLOBAL ID：201702239343997495   整理番号：17A0500850

精密重合が拓く高分子合成 高度な制御と進む実用化 日本化学会編 13 末端官能性ポリマー

著者 (2件)： 石曽根隆 (東京工大 大学院理工学研究科) ,  平尾明
資料名： CSJ Current Review  (CSJ Current Review)
号： 20  ページ： 138-143,1(4)  発行年： 2016年03月10日 
JST資料番号： F1106A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,リビング重合法の発展に伴い,様々なモノマー構成の,多種類の官能基を持つ末端官能性ポリマーの合成が可能に成り,反応性高分子として,架橋反応,ブロック共重合体,グラフト共重合体,環状高分子の合成などに利用されている。本稿では,最初に末端官能性ポリマーの構造分類と主用官能基を説明した。次に,主用合成法の停止剤法と開始剤法について述べた。前者については,アニオンリビングポリスチレンなどへの,二酸化炭素,エチレンオキシド,プロパンスルトンなど求電子剤添加による,それぞれ,カルボキシ基,ヒドロキシ基,スルホ基のポリマー末端導入について述べた。また,末端アミノ化ポリマー合成に有用な,ハロゲン化アルキルの反応例も説明した。後者については,アニオン重合,カチオン重合,およびラジカル重合で用いる代表的開始剤を示した。

シソーラス用語： 化学合成 ,  分子構造 ,  *官能化 ,  *末端基 ,  *重合体 ,  反応性高分子 ,  リビング重合 ,  アニオン重合 ,  カチオン重合 ,  マクロモノマ ,  架橋【高分子】 ,  *重合開始剤 ,  *連鎖停止反応 ,  ブロック共重合体 ,  グラフト共重合体 ,  ラジカル重合
準シソーラス用語： *重合停止剤 ,  *末端官能性ポリマー

分類 (1件)： 重付加  (CG04040O)

タイトルに関連する用語 (6件)： 精密重合 ,  高分子合成 ,  実用化 ,  日本 ,  学会 ,  官能性ポリマー