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J-GLOBAL ID：201702240053533979   整理番号：17A0658359

粉体状粘着剤の開発:合成および構造・物性評価

著者 (9件)： 藤井秀司 (大阪工業大学工学部応用化学科) ,  武内誠治 ((株)島津製作所分析計測事業部) ,  枝廣雅美 ((株)島津製作所分析計測事業部) ,  吉見聡 ((株)島津製作所分析計測事業部) ,  小暮亮雅 ((株)島津テクノリサーチ試験解析事業部) ,  垂井泰郎 (大阪工業大学工学部応用化学科) ,  笠原萌恵 (大阪工業大学工学部応用化学科) ,  安居嘉秀 ((株)島津製作所分析計測事業部) ,  中村吉伸 (大阪工業大学工学部応用化学科)
資料名： 粉体および粉末冶金  (Journal of the Japan Society of Powder and Powder Metallurgy)
巻： 64  号： 3  ページ： 121-125(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： F0691A  ISSN： 0532-8799  CODEN： FOFUA2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： バイオミメティックスによるモノづくりとして,昆虫であるアブラムシが有する液体粉体化技術に倣い,界面化学,高分子化学を学術基盤として,応力印加により粘着性が発現する粉体状の粘着剤の創出に関する研究を行っている。本稿では,液体粉体化の基盤となるリキッドマーブル,および粉体状粘着剤の作製・構造・物性評価について解説した。1)リキッドマーブルとは:「液体ビー玉」,2)粉体状粘着剤の作製:人工粘稠液体である粘着性高分子の液滴表面を固体微粒子で覆ったリキッドマーブルを作製して粘着剤の粉体化を実現,3)粉体状粘着剤の構造:表面構造,表面化学,モルフォロジー評価,粘着特性(微視的領域粘着性,巨視的領域粘着性)。

シソーラス用語： バイオテクノロジー ,  材料科学 ,  *粘着剤 ,  接着剤 ,  粉化 ,  界面化学 ,  化学結合 ,  昆虫類 ,  アブラムシ科 ,  コンシステンシー【軟度】 ,  表面構造 ,  モルフォロジー ,  粘着力 ,  感圧接着剤 ,  光学顕微鏡法 ,  電子プローブX線分析 ,  原子間力顕微鏡 ,  応力歪曲線 ,  応力歪特性
準シソーラス用語： *バイオミメティクス ,  界面化学結合 ,  機能性高分子化学 ,  高分子化学 ,  昆虫 ,  アブラムシ ,  リキッドマーブル ,  粘ちょう度 ,  表面化学 ,  表面モルフォロジー ,  タック ,  レーザ走査顕微鏡法 ,  EPMA【表面分析】 ,  AFM【顕微鏡】

著者キーワード (10件)： liquid marble ,  pressure-sensitive adhesive ,  tack ,  interface ,  morphology ,  liquid marble ,  pressure-sensitive adhesive ,  tack ,  interface ,  morphology

分類 (1件)： 接着剤の性質・試験  (YK02000Q)

引用文献 (39件)：

• 1) Kougakutoseibutugakunoyuugouniyorijisedaigatanomonozukuriwojitubennsurubiomimetics-Seibutsutayouseinimanabugijyutukakushin, Ohmsha (2015).
• 2) J. M. Benyus: Biomimicry: Innovation Inspired by Nature, William Morrow Paperbacks (2002).
• 3) M. Akaike: Shizennimanabumonozukuri-Seibutuwomiru, shiru, tsukuru mirainimukete, Toyo Keizai (2005).
• 4) M. Akaike (Edn.): Shizennimanabumonodukurizukan-Katachi, Shikumi, Ugoki Senikarakaden, norimonomade, PHP Institute (2010).
• 5) S. Fujii, S. Sawada, S. Nakayama, M. Kappl, K. Ueno, K. Shitajima, H. -J. Butt, Y. Nakamura: Mater. Horiz., 3 (2016) 47-52.

タイトルに関連する用語 (4件)： 粉体 ,  粘着剤 ,  開発 ,  物性評価