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J-GLOBAL ID：201702240395741400   整理番号：17A0459494

Fe-Ni-Cu合金における格子歪とインバー効果

Lattice distortion and the Invar effect in Fe-Ni-Cu alloys

著者 (2件)： 高橋美和子 (筑波大) ,  大嶋建一 (筑波大)
資料名： 東北大学金属材料研究所新素材共同研究開発センター共同利用研究報告書
巻： 2015  ページ： 43-44  発行年： 2016年06月 
JST資料番号： L3700A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： Fe-Niのインバー合金はほとんどゼロに近い熱膨張係数のために,特に精密機器に重用されている。この合金のゼロ熱膨張係数の起源については,多くの研究がなされ,いくつかのモデルが提案されているが完全に解明されてはいない。本研究においては,その解明の一環として,関与すると考えられているfcc相の安定化に有効なCuを添加した合金を調製し,結晶構造解析と磁化測定を実施した。調製した合金は(Fe₆₅Ni₃₅)_100-xCu_xである。磁化測定の結果はCurie温度とCurie-Weiss温度にCu添加は影響するが,磁気モーメントにはほぼ影響しないことを見出した。

シソーラス用語： *アンバ ,  鉄合金 ,  ニッケル含有合金 ,  銅添加合金 ,  結晶構造 ,  *磁気転移 ,  転移温度 ,  *磁気モーメント ,  合金元素
準シソーラス用語： 強磁性転移

分類 (1件)： 磁気的性質  (WB02020J)

タイトルに関連する用語 (5件)： Fe ,  Ni ,  Cu合金 ,  格子歪 ,  インバー効果