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J-GLOBAL ID:201702241011965438   整理番号:17A0135525

マダイ(Pagrus major)仔魚の生物餌料としての海産動物プランクトン,Tigriopus japonicusとDiaphanosoma celebensisの生産及び利用

Production and use of two marine zooplanktons, Tigriopus japonicus and Diaphanosoma celebensis, as live food for red sea bream Pagrus major larvae
著者 (8件):
資料名:
巻: 82  号:ページ: 799-809  発行年: 2016年09月 
JST資料番号: L2029A  ISSN: 0919-9268  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,マダイ(Pagrus major)仔魚の生物餌料としての海産動物プランクトン,ソコミジンコ目カイアシ類のTigriopus japonicusと,広塩性枝角類のDiaphanosoma celebensisの有効性を評価した。増殖改善を目的として,鶏糞抽出液(CDE)を両方の動物プランクトン培養液に添加した。両方の動物プランクトンの増殖はCDE添加(1または2 ml/l)により顕著に向上した。T. japonicusでは,DHAやDHA/EPA比が増加したが,D. Celebensisでは,アルテミア試験区と同程度であった。両方の動物プランクトンをマダイ仔魚に28日給餌し,アルテミアの結果と比較した。これら3種類の動物プランクトンを給餌した仔魚の全長や重量には有意差が認められなかった。生残率はD. celebensis(20.8 ± 3.8 %)やアルテミア(16.7 ± 9.8 %)に比べて,T. japonicus(39.4 ± 3.1 %)で有意に高かった。T. japonicusを給餌した魚はD. Celebensisやアルテミアを給餌した魚よりもn-3高度不飽和脂肪酸を豊富に含有していた。T. japonicusとD. Celebensisは海産仔魚の飼育のための生物餌料として高い可能性を有することが分かった。Copyright 2016 Japanese Society of Fisheries Science Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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魚類  ,  プランクトン  ,  餌料 
引用文献 (77件):
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