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J-GLOBAL ID:201702243251087271   整理番号:17A0409469

実時間質量分析(DART MS)での直接分析による魚の切り身中のヒスタミン濃度の迅速スクリーニング【Powered by NICT】

A rapid screening of histamine concentration in fish fillet by direct analysis in real time mass spectrometry (DART-MS)
著者 (5件):
資料名:
巻: 75  ページ: 181-186  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0246A  ISSN: 0956-7135  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ヒスタミンはサバ科食中毒の原因となる生体アミンである。アミンの迅速定量は市場へのヒスタミン蓄積された食品の流通を防止するのに有効である。食品中のヒスタミン濃度の定量のための従来の方法は高速液体クロマトグラフィー(HPLC)による分析を含んでいる。本研究では,質量分析計(DART MS)と結合したリアルタイムイオン化直接分析を利用するHPLCの代替としての魚切り身中のヒスタミン濃度を推定することを試みた。内部標準としてのヒスタミンと1,8 ジアミノオクタンにDART-MS応答は,加熱器温度に大きく依存していた;最高応答は400°Cで得られた。ヒスタミンは汚染された試料を得るためにマグロおよびブリ切り身から16.3mg/kg~407.0mg/kg添加した。汚染試料は1,8 ジアミノオクタンを含む0.1mM EDTAで均質化した。懸濁液のろ液は,DART-MSで分析し,ヒスタミンと内部標準に対応するピーク面積が得られた。内部標準ピークへのヒスタミンピークの比は魚切り身において高いヒスタミン濃度とともに増加した。ヒスタミン濃度間の高い線形性とピーク面積比と定量係数は0.95以上であった。結果は,DART-MSは魚切り身においてヒスタミン濃度を決定するための迅速スクリーニング法として魅力的なツールであることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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動物性水産食品  ,  生体物質一般 
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