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J-GLOBAL ID:201702244569576524   整理番号:17A0320717

リポソームカプセル化ナイシン及びハロイサイトナノ粘土を含む食用蛋白質の革新的バイオナノ複合材料膜【Powered by NICT】

Innovative bionanocomposite films of edible proteins containing liposome-encapsulated nisin and halloysite nanoclay
著者 (2件):
資料名:
巻: 145  ページ: 740-747  発行年: 2016年 
JST資料番号: W0541A  ISSN: 0927-7765  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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天然高分子に基づいたフィルムおよび被覆剤は食品包装用途に興味が増加している。本研究では,ナイシンをカプセル化したハロイサイトとホスファチジルコリンリポソームを用いて,ゼラチンとカゼインのナノ複合膜を開発した。大豆レシチンまたはホスホリポン~のいずれかで調製したリポソームは,124~178nmと高い封入効率(94 100%)の範囲の粒子サイズを示した。安定性を考慮して,1.0mg/mlナイシンとホスホリポン~リポソームは0.5g/lハロイサイトを含むナノ複合材料膜への取込のために選択した。膜はリステリア菌,Clostridium perfringensおよびBacillus cereusに対して抗菌活性を示した。走査電子顕微鏡は,膜が滑らかな表面を持っていたが,リポソームとハロイサイトの添加による増大した粗さを示したことを明らかにした。ゼラチン膜と比較してカゼイン膜は薄く,やや黄色調,剛性な,および非常に弾性であった。熱重量分析は,リポソームを添加したカゼインフィルムの分解温度の低下を示した。ガラス転移温度はリポソームとハロイサイトの添加により減少した。ナイシン担持リポソームとハロイサイトを含むゼラチンとカゼインフィルムは活性食品包装の開発のための興味深い代替手段である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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コロイド化学一般  ,  固-液界面 
物質索引 (1件):
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