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J-GLOBAL ID:201702244887939343   整理番号:17A0369519

多金属イオン検出のための緩衝液によりスイッチされるカルボキシル基末端炭素ドットの選択性【Powered by NICT】

The selectivity of the carboxylate groups terminated carbon dots switched by buffer solutions for the detection of multi-metal ions
著者 (6件):
資料名:
巻: 240  ページ: 941-948  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0967A  ISSN: 0925-4005  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,カルボキシル基末端炭素ドット(~ 00C Cドット)を空気中で40時間180°Cでのクエン酸の熱分解により合成した。優れた水溶解度を有する~ 00C Cドットは360nmでの励起下で明るい青色発光を示した。~ 00C Cドットの青色発光蛍光はpH=5.0でHNO_3溶液中のAl~3+,Hg~2+,Pb~2+,Ni~2+,Cu~2+,Cr~3+,Co~2+,とFe~3+イオンにより消光することができた。最も興味深いことに,~ 00C CドットはpH=5.0でNaAc-HAc緩衝溶液中のFe~3+に高度に選択的な応答を示し,Britton-Robinson緩衝液中でPb~2+へ,及びPBS緩衝液中のHg~2+であった。(F_0F)/F_0と対応する緩衝液中でFe~3+,Pb~2+,及びHg~2+の濃度の間で見出された良好な相関が認められた。その結果,~ 00C Cドットは異なる緩衝系によりスイッチされて選択性を持つFe~3+,Pb~2+,及びHg~2+の無標識検出のための化学センサとしても探求可能である。提案した方法により,高濃度の妨害イオンの存在下でも,実際の水試料(ミネラル水及び水道)中のFe~3+,Pb~2+,及びHg~2+の選択的検出を正確に達成された。多金属イオンの潜在的検出のための新しい方法を,異なる緩衝溶液においてスイッチ可能な選択性を有する一炭素ドットベース化学センサを用いて開発することができた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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