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J-GLOBAL ID：201702246077616697   整理番号：17A0605925

ソーシャルメディア利用における旧姓の名乗り分け

Screen Name and Maiden Name on Social Media

著者 (1件)： 折田明子 (関東学院大 人間共生)
資料名： 情報処理学会研究報告(Web)  (IPSJ Technical Report (Web))
巻： 2017  号： EIP-75  ページ： Vol.2017-EIP-75,No.10,1-7 (WEB ONLY)  発行年： 2017年02月10日 
JST資料番号： U0451A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 婚姻によりどちらか一方が改姓しなければならない日本では,日常生活で戸籍名と旧姓を名乗り分けている人たちがいる。二つの名前を併記することはときにプライバシーの問題にもつながるが,一方で異なる文脈で名前を使い分けるメリットもある。日常生活での旧姓使用者は,名乗りの自由度があるソーシャルメディア利用時にはどのように名乗っているのだろうか。旧姓使用者を対象にWebアンケート調査を行った結果,ネットサービスの利用目的や相手,また名乗り方が世代によって異なっていることが見えてきた。また,旧姓を併記できるFacebookでは併記している回答者はむしろ少数であり,特に20代では旧姓のみの記載が目立った。また,ネット上の本名の定義において,旧姓も含めたのも20代がもっとも多い結果となった。(著者抄録)

シソーラス用語： *情報メディア ,  プライバシー ,  アンケート ,  *人名 ,  年齢差 ,  行動科学 ,  *利用調査
準シソーラス用語： Webアンケート ,  *ソーシャルメディア ,  *旧姓

分類 (2件)： 計算機網  (JC03000K) ,  経営工学一般  (KA01010C)

引用文献 (11件)：

• “2013年人口動態調査人口動態統計確定数補完統計表(報告書非掲載票)より「3_婚姻件数,夫の氏・妻の氏・都道府県 (21 大都市再掲)別-平成25年に結婚生活に入り届け出たもの(再掲)-」” http://www.data.go.jp/data/dataset/mhlw_20150902_0080/resource/8d163d6a-7092-4acc-a273-40797d535e3f (2017-1-17 参照)
• “男女共同参画局.国の行政機関での職員の旧姓使用について (各省庁人事担当課長会議申合せ),2001” http://www.gender.go.jp/kaigi/danjo_kaigi/siryo/pdf/ka04-7.pdf (2017-1-17 参照
• “職場での旧姓使用認めず,東京地裁判決,女性教諭の請求棄却, 『社会に根付いていると いえず』”日本経済新聞 朝刊 42 ページ 2016年10月12日
• “新姓・旧姓,職場で使うのは? 旧姓派も4分の1 既婚女性1000人調査” 日本経済新聞朝刊33ページ 2015年3月7日
• 外務省 “こんな時,パスポート Q&A「Q16 結婚して姓が変わりました.旧姓をパスポートに記載することは可能ですか?」” http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/pass_4.html (2017-1-17 参照)

タイトルに関連する用語 (1件)： ソーシャルメディア