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J-GLOBAL ID：201702246267189110   整理番号：17A0685193

Khatri-Rao積仮想アレー処理を用いたMIMOレーダによる距離および角度分解能向上に関する検討

Range and Angle Resolution Enhancement for MIMO Radar by Using Khatri-Rao Product Virtual Array Processing

著者 (6件)： 小西順平 (新潟大 大学院自然科学研究科) ,  大橋卓 (新潟大 大学院自然科学研究科) ,  山田寛喜 (新潟大 大学院自然科学研究科) ,  丸山貴司 (沖電気工業 研究開発セ) ,  平本美智代 (沖電気工業 研究開発セ) ,  山口芳雄 (新潟大 大学院自然科学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 117  号： 31(AP2017 22-39)  ページ： 37-42  発行年： 2017年05月11日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： マンロケーション管理やホームセキュリティなどの需要から,電波センサを用いた屋内人物位置推定システムが注目されている。レーダによる屋内位置推定では分解能が重要となるが,少ない素子数で高分解能を実現するために,仮想的に素子数を増加させる技術の利用が望まれる。そこで,MIMOレーダとKhatri-Rao積仮想アレー処理を用いた屋内位置推定について検討を行う。MIMOレーダとは送受信共に複数の素子を用いたレーダのことで,少ない素子数で仮想的な受信素子数の増加が可能となる。また,Khatri-Rao積仮想アレー処理は高次統計量を用いることで,ハードウェアを変更することなく効率的に角度分解能と距離分解能を向上させることが可能である。本稿では,MIMOレーダによる実験データにKhatri-Rao積仮想アレー処理を適用し,距離と角度の分解能改善が可能であることを示す。(著者抄録)

シソーラス用語： *推定 ,  *レーダ ,  到来方向推定 ,  分解能 ,  高次統計量 ,  演算 ,  アレイアンテナ
準シソーラス用語： Khatri-Rao積 ,  *MIMOレーダ ,  *屋内位置推定 ,  角度分解能 ,  距離分解能 ,  行列演算

分類 (1件)： レーダ  (ND13010H)

引用文献 (7件)：

• 福島真也,山田寛喜,山口芳雄, ′′レンジドップラ推定を利用したマルチスタティックFM-CWレーダによる人物位置推定時の虚像抑圧に関する基礎検討,′′ 信学技報, vol.115, no.450, pp.31-36, February 2016.
• 佐藤耕平,山田寛喜,山口芳雄, ′′MIMOドップラレーダによる屋内移動ターゲットの検出について,′′ 信学技報, vol.114, no.5, pp.1-6, April 2014.
• K. Sato, H. Yamada, Y. Yamaguchi, ′′ Indoor Real-time Tracking of Multiple Moving-Persons in Multipath Environment Using MIMO Doppler Radar, ′′ IEICE Technical Report, AP2015-32, pp.1-6, June, 2015.
• Y. Wakamatsu, H. Yamada, Y. Yamaguchi, ′′MIMO Doppler Radar Using Khatri-Rao Product Virtual Array for Indoor Human Detection,′′ IEICE Transactions on Communications Vol.E99-B, No.1, pp.124-133, January 2016.
• 小沢直輝,山田寛喜,山口芳雄,平野圭蔵,伊藤浩之, ′′Khatri-Rao積拡張アレー処理による海洋レーダ分解能特性改善に関する検討,′′ 信学技報, vol.112, no.391, pp.55-60, January 2013.

タイトルに関連する用語 (5件)： 積 ,  仮想 ,  アレー処理 ,  MIMOレーダ ,  角度分解能