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J-GLOBAL ID:201702247449906070   整理番号:17A0511967

気象害跡地林分における広葉樹の混交とスギ人工林としての評価

Regeneration of broad-leaved trees and evaluation as plantations for wood production in weather-damaged Sugi (Cryptomeria japonica) stands
著者 (3件):
資料名:
号:ページ: 1-10  発行年: 2017年03月31日 
JST資料番号: L7336A  ISSN: 1883-7298  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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富山県北西部の冠雪害及び風害によって攪乱を受けたボカスギやカワイダニスギの人工林における,被害から2生育期間後および20年後と30年後の広葉樹の発生,生育状況について調査した。同時に,冠雪害を受けたまま放置されたスギ人工林の評価を行い,それらの林分についての今後の取り扱いについて検討した。冠雪害から2生育期間後の林分における調査の結果では,混交林化にとって有効な高木性広葉樹の稚樹密度は,スギ人工林の環境,とくにその林分が成立している立地環境に依存し,気象害などによる林内光環境の変化は影響を及ぼさないということが推定された。冠雪害から20年後の林分における調査では,高木性広葉樹の胸高断面積は,冠雪害によってより大きな攪乱を受けた林分で大きいという結果となったが,被害から30年後に行った再調査では,地位指数が小さい林分で大きいという結果となった。また,冠雪害から30年間経過したスギ人工林の蓄積は,主伐の対象として考えても十分に収益性があると判断された。これらの結果から,調査対象とした地域におけるスギ人工林は,気象害のリスクはあるものの,気象害抵抗性品種などを使った循環利用を目指し,混交林化は生産性の低い一部の林分について検討することが望ましいと考えられた。(著者抄録)
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分類 (2件):
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森林植物学  ,  森林経営・経理 

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