文献

J-GLOBAL ID：201702247465224740   整理番号：17A0243297

大学生のネット・リテラシー,オンライン・プライバシー意識及び保護行動との因果関係

著者 (3件)： 叶少瑜 (筑波大 図書館情報メディア系) ,  歳森敦 (東北大 大学院情報科学研究科) ,  堀田龍也 (東北大 大学院情報科学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 116  号： 436(HCS2016 59-89)  ページ： 29-34  発行年： 2017年01月20日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は大学生のネット・リテラシーと,オンライン・プライバシー意識,及びプライバシーに関わる保護行動との因果関係を明らかにすることを目的とした。大学生を対象に2波のパネル調査を実施し,160名の回答を分析対象とした。分析の結果,(1)大学生らはFacebookよりTwitterを多用しており,PCよりスマートフォンを多用してログインした。(2)Twitter・Facebookに関するネット・リテラシーの習得が,一般的なネット使用に関するオンライン・プライバシー意識を向上させるだけでなく,間接的にプライバシーに関わる保護行動を促進する傾向が示された。(著者抄録)

シソーラス用語： *大学生 ,  *コンピュータリテラシー ,  プライバシー ,  *因果律 ,  保護 ,  行動 ,  *意識 ,  Web【情報システム】 ,  情報サービス
準シソーラス用語： Facebook ,  *オンライン・プライバシー ,  ツイッター ,  *プライバシー意識 ,  プライバシー保護行動 ,  意識向上 ,  因果関係 ,  環境保護行動 ,  ネットリテラシー

分類 (1件)： データ保護  (JD01020V)

引用文献 (10件)：

• 安藤玲子,坂元章ほか ′′インターネット使用が人生満足感と社会的効力感に及ぼす影響: 情報系専門学校男子学生に対するパネル調査,′′ パーソナリティ研究, 13, 1, pp.21-33, Nov. 2004.
• T. Buchannan, C. Paine, A.N. Joinson, and U.D. Reips, Development of Measures of Online Privacy Concern and Protection for Use on the Internet, Journal of the American Society for Information Science and Technology, vol.58, no.2, pp.157-165, Jan. 2007.
• S.E Finkel, Causal Analysis with Panel Data. Quantitative Applications in the Social Sciences Series, Sage Publication, Inc, 1995.
• J. Fogel, and E. Nehmad, Internet social network communities: Risk taking, trust, and privacy concerns. Computers in Human Behavior, pp.153-160, Nov. 2008.
• 池村勉, ′′若者のSNS利用傾向と問題点に対する対策の提案,′′ 北陸学院大学・北陸学院大学短期大学部研究紀要, 7巻, pp.281-288. 2014

タイトルに関連する用語 (8件)： 大学生 ,  ネット ,  リテラシー ,  オンライン ,  プライバシー ,  意識 ,  行動 ,  因果関係