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J-GLOBAL ID:201702248380018687   整理番号:17A0324328

乾燥ストレスからの回復中の胚軸を含むダイズ根のプロテオーム解析【Powered by NICT】

Proteomic analysis of soybean root including hypocotyl during recovery from drought stress
著者 (4件):
資料名:
巻: 144  ページ: 39-50  発行年: 2016年 
JST資料番号: T0073A  ISSN: 1874-3919  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ダイズは干ばつストレス下での成長と収量の減少を示すことを栄養的に重要な作物である。乾燥後の回復中の大豆応答を調べるために,ゲルフリープロテオミクス法を用いた。二日目のダイズを4日間乾燥ストレスで処理し,4日間回収された。胚軸を含む根は乾燥処理と回収段階で収集した。苗成長は,渇水ストレスによって抑制されるが,応力除去後回収された。マロンジアルデヒド含有量は乾燥ストレス下で増加したが,回復期に減少した。合計792と888の蛋白質が制御と実生回収から同定した。同定された蛋白質は,ストレス,ホルモン代謝,細胞壁,二次代謝,および発酵の機能的カテゴリーに関連していた。クラスタ分析はペルオキシダーゼとアルデヒドデヒドロゲナーゼの豊度は,乾燥後の回復中の苗で変化したことを示した。ペルオキシダーゼの活性は乾燥条件下で減少したが,回復中に増加した。対照的に,アルデヒドデヒドロゲナーゼの活性は乾燥ストレスに応答して増加したが,回復期中に減少した。これらの結果はペルオキシダーゼとアルデヒドデヒドロゲナーゼは,毒性活性酸素種を除去すると有害なアルデヒドの負荷を低減することによりダイズの乾燥後の回復において重要な役割を果たすことを示唆する。胚軸を含むダイズ根における干ばつ後の回復応答機構をゲルフリープロテオミクス技術を用いて解析した。制御と乾燥ストレスを受けたダイズの643種の一般的な蛋白質は時間とともに有意に変化した。乾燥後の回復中に変化する蛋白質は蛋白質,ストレス,ホルモン代謝,二次代謝,細胞壁,酸化還元,および解糖に分類された。解析はペルオキシダーゼとアルデヒドデヒドロゲナーゼは,乾燥ストレス下で蛋白質豊度の増加したことを明らかにした。ペルオキシダーゼの酵素活性は乾燥下で減少したが,回復中に増加した。アルデヒドデヒドロゲナーゼの活性は乾燥ストレス下で増加したが回復期中に減少した。ペルオキシダーゼとアルデヒドデヒドロゲナーゼは植物からの毒性活性酸素種およびアルデヒドを減少させ,それぞれ,乾燥ストレスからの回復に役立つ。研究はダイズの乾燥後の回復機構に関する情報を提供する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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植物生理学一般  ,  生物学的機能 
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