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J-GLOBAL ID：201702249576186606   整理番号：17A0452983

微小重力下での長期過剰電流供給による絶縁電線の着火の数値的および実験的研究【Powered by NICT】

A numerical and experimental study of the ignition of insulated electric wire with long-term excess current supply under microgravity

著者 (4件)： Shimizu Kohei (Division of Mechanical and Space Engineering, Hokkaido University, Kita13 Nishi8, Kita-ku, Sapporo, Hokkaido, Japan) ,  Kikuchi Masao (Japan Aerospace Exploration Agency, 1-1 Sengen 2, Tsukuba, Ibaraki Prefecture, Japan) ,  Hashimoto Nozomu (Division of Mechanical and Space Engineering, Hokkaido University, Kita13 Nishi8, Kita-ku, Sapporo, Hokkaido, Japan) ,  Fujita Osamu (Division of Mechanical and Space Engineering, Hokkaido University, Kita13 Nishi8, Kita-ku, Sapporo, Hokkaido, Japan)
資料名： Proceedings of the Combustion Institute  (Proceedings of the Combustion Institute)
巻： 36  号： 2  ページ： 3063-3071  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0273A  ISSN： 1540-7489  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 微小重力下での長期過剰電流供給後の電線の着火を実験と数値解析法を用いて調べた。実験は約20sの微小重力を提供することを放物線飛行で実施したが,数値シミュレーションは,一次元円筒座標系で行った。実験結果はワイヤ絶縁は,通常重力下よりも微小重力下において,非常に低い電流による着火し,印加電流が減少すると着火遅れ時間は増加することを示した。さらに,点火に必要な全電気エネルギーは,電流値の減少と共に増加することが分かった。数値解析は,点火に必要なエネルギーの増加は大気,着火遅れ時間を増加させるワイヤ絶縁表面からの伝導および放射による熱損失の増加によって引き起こされたことを示唆した。着火遅れ時間がより長くなると,放射による熱損失は全熱損失でより支配的になった。試料近傍のガス相で発生した遅い発熱酸化反応がこれは,ワイヤ表面に隣接する温度勾配が小さくなった。微小重力への非常に長い曝露で最終着火限界は主に放射熱損失により決定されると結論した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 温度勾配 ,  *重力 ,  熱損失 ,  一次元 ,  *微小重力 ,  *電線 ,  気相 ,  *電流 ,  数値解析 ,  金属線 ,  *絶縁電線
準シソーラス用語： 着火遅れ時間 ,  円筒座標 ,  数値シミュレーション ,  *実験研究 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 電気線 ,  過負荷 ,  空間における火災安全性 ,  着火限界 ,  微小重力

分類 (2件)： 火災  (RA02020B) ,  燃焼一般  (XE04010W)

タイトルに関連する用語 (7件)： 微小 ,  重力 ,  長期 ,  絶縁電線 ,  着火 ,  数値 ,  実験的研究