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J-GLOBAL ID：201702250522571136   整理番号：17A0568276

グローバルな視点~海外で活躍する人・展開する技術~/5.海外事情の調査 アジアにおける混和材を大量使用したコンクリートの有効利用に向けた規格と施工事例の調査

著者 (4件)： 中村英佑 (土木研 先端材料資源研究セ) ,  檀康弘 (日鉄住金高炉セメント) ,  渡辺博志 (土木研 先端材料資源研究セ) ,  野口貴文 (東大 大学院工学研究科)
資料名： コンクリート工学  (Concrete Journal)
巻： 55  号： 5  ページ： 469-473  発行年： 2017年05月01日 
JST資料番号： S0301A  ISSN： 0387-1061  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 日本コンクリート工学会が設置した”混和材を大量に使用したコンクリートのアジア地域における有効利用に関する研究委員会”の調査結果の内,海外における混和材を大量使用したコンクリートに関連する規格と施工事例について以下のように報告した。1)混和材を大量使用したコンクリートに関連する規格の調査結果。調査対象国はアジアコンクリート連盟に加盟していた10か国とアメリカ,カナダ,欧州,中国である。アジアおよび欧米の大部分の国で”高炉セメント”の規格を制定しているが,”コンクリート混和材としての高炉スラグ微粉末”の規格を制定している国は少なかった。フライアッシュについてはどの国でも品質を規定している。レディーミクストコンクリートに関連する規格も調査した。2)アジアで混和材を大量使用したコンクリートの有効利用を進める際の課題とその対応策を検討し,”混和材の有効利用の姿”としてまとめた。3)海外における混和材を大量使用したコンクリートの施工事例。concrete誌のVol.36-48,およびConcrete International誌のVol.25-34に掲載されていた記事の概要を示した。

シソーラス用語： *アジア ,  *コンクリート ,  *混和材料 ,  コンクリート混和材 ,  高炉セメント ,  *規格 ,  レディミクストコンクリート ,  調査
準シソーラス用語： 高炉スラグ微粉末 ,  混和材 ,  *施工 ,  実施例 ,  日本コンクリート工学会

分類 (2件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H) ,  セメントの性質・分析  (YC05040F)

引用文献 (10件)：

• 1) CEMBUREAU : Activity Report 2015, http://www.cembureau.eu/sites/default/files/AR2015.pdf, 2016. 5
• 2) 小林利充:環境に配慮した低炭素型のコンクリート,コンクリート工学,Vol.54,No.5,pp.578~581,2016. 5
• 3) 日本コンクリート工学会:混和材を大量使用したコンクリートのアジア地域における有効利用に関する研究委員会報告書,202p.,2015. 10
• 4) 日本建築学会:高炉スラグ微粉末を使用するコンクリートの調合設計・施工指針・同解説,173p.,2001
• 5) Evans, I. : Expanding GGBS production capacity, Concrete, Vol.48, No.8, pp.32-34, 2014. 10

タイトルに関連する用語 (10件)： 視点 ,  人 ,  展開 ,  調査 ,  アジア ,  混和材 ,  コンクリート ,  有効利用 ,  規格 ,  施工