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J-GLOBAL ID：201702251461433785   整理番号：17A0568457

頭付きスタッドを用いた押抜き試験のせん断耐力に関する文献研究 スラブ形状・破壊種別とスタッド軸径に着目した包括的かつ俯瞰による分析

A COMPREHENSIVE REVIEW OF THE LITERATURE ON SHEAR STRENGTH OF PUSH-OUT TESTS OF HEADED STUDS: Comprehensive and holistic analysis focusing on the type of slab, failure mode, and stud diameter

著者 (4件)： 平間ちひろ (日本女大) ,  石川孝重 (日本女大) ,  久木章江 (文化学園大) ,  NGUYEN Minhhai (宇都宮大 大学院工学研究科)
資料名： 日本建築学会構造系論文集  (Journal of Structural and Construction Engineering (Transactions of AIJ))
号： 735  ページ： 745-751  発行年： 2017年05月30日 
JST資料番号： F0393B  ISSN： 1340-4202  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 鉄骨梁とコンクリート床版を緊結する頭付きスタッドのせん断耐力について,既往の押抜き試験に関する研究を整理し,分析検討した。1002体のスタッド軸径25mm未満の結果からスラブ形状や破壊種別(スタッド破断かコンクリート破壊)ごとの精査・分析を経て,汎用的なせん断耐力評価を導いた。さらに軸径25mm以上の結果を重ねることで太径スタッドのせん断耐力に関する特性を探った。その結果,以下の知見を得た。1)等厚スラブを有する押抜き試験のせん断耐力は,破壊種別に関わらず,スタッドの引張強度を基に評価できることを導いた。2)デッキプレート付スラブを有する押抜き試験では,横断型より切断型の方がせん断耐力が大きい。3)太径スタッドについては,等厚スラブを有する場合のせん断耐力はスタッド引張強度による評価では破壊種別に関わらずせん断耐力が徐々に低下する傾向が見られた。

シソーラス用語： *コンクリート構造 ,  梁 ,  コンクリートスラブ ,  *ファスナ ,  剪断強さ ,  耐荷力 ,  *押抜試験 ,  文献調査 ,  破壊モード ,  引張強さ
準シソーラス用語： コンクリート床版 ,  *鋼コンクリート合成構造 ,  鉄骨梁 ,  *頭付きスタッド

分類 (1件)： その他の構造材料による構造  (RA04060H)

タイトルに関連する用語 (11件)： 頭付きスタッド ,  押抜き試験 ,  せん断耐力 ,  文献 ,  研究 ,  スラブ ,  破壊 ,  スタッド ,  軸径 ,  着目 ,  分析