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J-GLOBAL ID:201702252215444997   整理番号:17A0016865

オゾン化などの各種の環境条件下,水系マトリックス中の銀ナノ粒子の安定性を決定するためのツールとしての単一粒子ICP-MS

Single particle ICP-MS as a tool for determining the stability of silver nanoparticles in aquatic matrixes under various environmental conditions, including treatment by ozonation
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巻: 408  号: 19  ページ: 5169-5177  発行年: 2016年07月 
JST資料番号: E0425B  ISSN: 1618-2642  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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銀ナノ粒子(AgNPs)は,それらの抗菌性と抗真菌性のために大量の消費者向け製品に使用され,これらの材料は都市下水に排出される。促進酸化法(AOPs)などの廃水処理では,廃水中の銀が地表水に排出される前にその形態が修飾される可能性がある。さらに,各種の環境条件下の天然水中でAgNPsの変化が起こることは,ほとんど知られていない。このプロジェクトでは,単一粒子ICP-MS(spICP-MS)と動的光散乱(DLS)解析手法を使用して,milliQ水を使用した各種環境条件下ならびにオゾン処理条件下での実験室内実験によって,AgNPsの数とサイズの変化を評価した。spICP-MSによって決定されたAgNPsの数とサイズの変化から,ナノ粒子の安定性の変化が実証された。極度のpHでは溶解速度が上昇する。温度が低下すると,AgNPの溶解速度は,室温での処理の際の溶解に対して相対的に低下した。塩化物を添加すると,AgNPsの凝集と沈降が起こるために,懸濁液からAgNPsが消失した。オゾン処理によってAgNPsの数とサイズが急速に低下することが,spICP-MSとDLS分析の両方から確認された。オゾン処理での溶解した銀濃度の増加から,この際の粒子サイズの変化がAgNPsの酸化的な溶解による銀イオンへの転換の結果であることが証明された。Copyright 2016 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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質量分析  ,  水質調査測定一般  ,  水中の汚染物質の物理分析 
引用文献 (30件):

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