文献

J-GLOBAL ID：201702252534694266   整理番号：17A0003825

外来生物の駆除への取り組み-科学的知見と分析に基づき計画的に防除 外来昆虫類の化学的防除

著者 (2件)： 坂本佳子 (環境研 生物・生態系環境研究セ) ,  五箇公一 (環境研 生物・生態系環境研究セ)
資料名： 生物の科学 遺伝  (生物の科学 遺伝 別冊)
巻： 71  号： 1  ページ： 016-020  発行年： 2017年01月01日 
JST資料番号： F0863A  ISSN： 0387-0022  CODEN： IDENB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 特定外来生物であるアルゼンチンアリ,セイヨウオオマルハナバチ,ツマアカスズメバチの外来昆虫3種は,すでに日本に定着を果たしており,早急な防除が課題となっている。本稿では,殺虫成分を巣に持ち帰らせることによってコロニーの繁殖を抑制する「化学的」手法を,これら外来昆虫防除に適用した事例を紹介し,化学的防除手法の有効性と課題について議論する。(著者抄録)

シソーラス用語： *外来種 ,  昆虫類 ,  *防除 ,  アリ ,  ミツバチ科 ,  スズメバチ科 ,  コロニー ,  殺虫作用 ,  殺虫剤 ,  リスク評価
準シソーラス用語： アルゼンチンアリ ,  クロマルハナバチ ,  セイヨウオオマルハナバチ ,  ツマアカスズメバチ ,  *化学的防除 ,  駆除 ,  殺虫効果 ,  生態学的リスク評価 ,  *特定外来生物

分類 (2件)： 化学的防除  (FC05050X) ,  自然保護  (SB06000L)

物質索引 (1件)： フィプロニル

引用文献 (11件)：

• Wetterer, J. K., Wild, A. L., Suarez, A. V., Roura-Pascual, N., Espadaler, X. et al. Myrmecological News 12,187-194, (2009).
• 杉山隆史.日本応用動物昆虫学会誌 44,127-129(2000).
• Inoue M. N., Saito-Morooka, F., Suzuki, K., Nomura, T., Hayasaka, D. et al. Applied Entmology and Zoology 50, 331-339, (2015).
• Ruijter, A. Acta Horticulturae 437, 261-269, (1996).
• Kanbe, Y., Okada, I., Yoneda, M., Goka, K., Tsuchida, K. et al. Naturwissenschaften 95, 1003 1008, (2008).

タイトルに関連する用語 (9件)： 外来生物 ,  駆除 ,  科学 ,  分析 ,  計画 ,  防除 ,  外来 ,  昆虫類 ,  化学的防除