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J-GLOBAL ID：201702254570680433   整理番号：17A0830167

二次元ガスクロマトグラフィーにより決定された地中海水牛乳の詳細な脂肪酸プロファイルの変化に影響する因子【Powered by NICT】

Factors affecting variations in the detailed fatty acid profile of Mediterranean buffalo milk determined by 2-dimensional gas chromatography

著者 (6件)： Pegolo S. (Department of Agronomy, Food, Natural Resources, Animals and Environment (DAFNAE), University of Padova, Viale dell’Universita 16, 35020 Legnaro, Padova, Italy) ,  Stocco G. (Department of Agronomy, Food, Natural Resources, Animals and Environment (DAFNAE), University of Padova, Viale dell’Universita 16, 35020 Legnaro, Padova, Italy) ,  Mele M. (Department of Agriculture, Food and Environment, Universita di Pisa, Via del Borghetto, 80, 56124 Pisa, Italy) ,  Schiavon S. (Department of Agronomy, Food, Natural Resources, Animals and Environment (DAFNAE), University of Padova, Viale dell’Universita 16, 35020 Legnaro, Padova, Italy) ,  Bittante G. (Department of Agronomy, Food, Natural Resources, Animals and Environment (DAFNAE), University of Padova, Viale dell’Universita 16, 35020 Legnaro, Padova, Italy) ,  Cecchinato A. (Department of Agronomy, Food, Natural Resources, Animals and Environment (DAFNAE), University of Padova, Viale dell’Universita 16, 35020 Legnaro, Padova, Italy)
資料名： Journal of Dairy Science  (Journal of Dairy Science)
巻： 100  号： 4  ページ： 2564-2576  発行年： 2017年 
JST資料番号： C0282A  ISSN： 0022-0302  CODEN： JDSCAE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水牛乳は世界で二番目に広く生産された牛乳であり,その組成,特に脂肪酸プロファイルに払われている注目。本研究の目的は,(1)地中海水牛乳の脂肪酸組成を特性化すること,及び(2)水牛乳脂肪酸プロファイルにおける変化の潜在的発生源を調べた。ガスクロマトグラフィーを用いた地中海水牛乳の272の個々の試料中の69種の脂肪酸特性のプロファイルを決定した。全部で51の個々の脂肪酸を同定した:24飽和脂肪酸,13モノ不飽和脂肪酸,及び14多価不飽和脂肪酸。水牛乳中の主要な個々の脂肪酸は,16:0および18:1cis-9,trans-14:0,および18:0であった。飽和脂肪酸は水牛乳脂肪(70.49%)の主要な画分はモノ不飽和及びポリ不飽和脂肪酸は25.95及び3.54%であった。炭素鎖長に基づく分類を採用して,中鎖脂肪酸(11 16炭素)は水牛乳の脂肪酸画分の大部分(53.7%)を代表し,長鎖脂肪酸(17 24炭素)と短鎖脂肪酸(4 10炭素)は32.73~9.72%を占めた。n-3系およびn-6系脂肪酸は0.46及び1.77%であった。ルメン酸,主共役リノール酸は乳中全脂肪酸の0.45%を占めた。泌乳群/試験日と段階は水牛乳の脂肪酸プロファイルの変動の重要な源であることを確認した。水牛乳中の短鎖および中鎖脂肪酸の割合は泌乳初期(+0.6と+3.5%)で増加し,長鎖脂肪酸は減少した( 4.2%)であった。このパターンの唯一の例外は酪酸,乳汁分泌の開始から直線的に減少し,その合成はマロニル-CoAとは無関係であることを確認した。これらの結果は,泌乳初期のエネルギー貯蔵の動員は牛乳よりも水牛乳の脂肪酸プロファイルに及ぼす影響が小さい可能性があることを示唆し,これは負のエネルギーバランスの短く,あまり重篤でない期間に起因すると考えられる。パリティは数形質のプロファイルに影響を及ぼし,分枝鎖脂肪酸に及ぼす最も重要な効果を持っていた。本研究は,低濃度に存在するも脂肪酸を含む水牛乳の脂肪酸プロファイルの詳細な概要,ヒトの健康に有益な効果を持つ可能性を与えた。著者らの結果は,牛乳中のスイギュウの生産形質及び脂肪酸濃度に影響する主要因のいくつかの効果に関する知識の増加に寄与するとともに,その技術的および栄養学的特性。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： ω-3脂肪酸 ,  *ガスクロマトグラフィー ,  *脂肪酸 ,  乳汁分泌 ,  炭素 ,  *スイギュウ ,  *牛乳 ,  乳脂肪 ,  脂肪酸組成 ,  *水牛乳 ,  共役リノール酸 ,  キャラクタリゼーション
準シソーラス用語： 長鎖脂肪酸 ,  飽和脂肪酸 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： キーワード地中海水牛 ,  乳脂肪酸 ,  二次元ガスクロマトグラフィー ,  変動の源

分類 (3件)： 牛  (FD02020Y) ,  原乳の品質と処理  (FJ12022D) ,  特殊飼料  (FD07050O)

物質索引 (1件)： 酪酸

タイトルに関連する用語 (6件)： 二次元ガスクロマトグラフィー ,  地中海 ,  水牛乳 ,  脂肪酸 ,  プロファイル ,  因子