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J-GLOBAL ID:201702255384553333   整理番号:17A0657791

メンドリ卵白卵マクログロブリンは細胞接着と細胞骨格を仲介することを介して線維芽細胞移動を促進する【Powered by NICT】

Hen egg white ovomacroglobulin promotes fibroblast migration via mediating cell adhesion and cytoskeleton
著者 (3件):
資料名:
巻: 96  号:ページ: 3188-3194  発行年: 2016年07月 
JST資料番号: C0351A  ISSN: 0022-5142  CODEN: JSFAAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:ニワトリ卵白オボマクログロブリン(OVM)は,各種の生物活性を有し,薬剤として使用できる可能性がある。OVMは創傷治癒および癌病理学的過程に関与していることが報告されており,以前の結果は,OVMは細胞増殖及び移動における潜在的役割を果たしていることを示唆するが,これはまだ証明されていない。本研究では,線維芽細胞増殖と移動に対するOVMの影響を評価した。細胞計数,細胞生存率,細胞周期の【結果】結果は線維芽細胞の増殖はOVM処理により変化しなかったことを示した。しかし,スクラッチ測定を用いて,OVMは3T6マウス胚性線維芽細胞とヒト皮膚線維芽細胞(H SF)の移動を促進することを示した。,コラーゲンマトリックスへのH SFの接着もOVM処理により増強された。RT-qPCRおよびウェスタンブロット分析の結果,β_1インテグリン,β-チューブリン,β-アクチンアップレギュレートされたE-カドヘリンはOVM処理H SF細胞で下方制御されたことを示した。OVMの影響はトリプシンとの複合体形成後に抑制され,OVMのプロテアーゼ阻害能力は細胞遊走への影響に重要であることを示唆した。【結論】これらの結果は,細胞移動に及ぼすOVMの促進は,細胞外マトリックスへの細胞接着を促進し,細胞間凝集を減少させ,細胞骨格を強めることにより達成されたことを示唆した。細胞移動に及ぼすOVMの促進効果の発見は,創傷治癒および癌病理学的過程におけるその役割を理解するために重要である。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
分類
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野菜とその加工品  ,  動物に対する影響  ,  食品の化学・栄養価  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 

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