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J-GLOBAL ID：201702258833400288   整理番号：17A0601819

浅場造成に向けたHiビーズ(石炭灰造粒物)の移動予測手法

著者 (4件)： 渡辺健一 (中国電力 エネルギア総合研) ,  仁科晴貴 (中国電力 倉吉電力所 米子電子セ) ,  仁科晴貴 (中国電力 エネルギア総合研) ,  中下慎也 (広島大 大学院工学研究院)
資料名： 電力土木  (Electric Power Civil Engineering)
号： 389  ページ： 93-97  発行年： 2017年05月05日 
JST資料番号： F0057A  ISSN： 0386-2895  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 石炭灰の有効利用拡大施策のひとつとして,環境改善効果のあるHiビーズ(石炭灰造粒物)により海岸の浅場造成を行う工法が期待される。浅場造成にあたり,設置水深,断面形状などを設計するためには,波浪・流れによる石炭灰造粒物の移動特性を把握しておく必要があり,これまで砂礫とは材料物性の異なる石炭灰造粒物の移動特性を水理模型実験により明らかにしている。本報告では,石炭灰造粒物を浅場へ適用する際の実設計に向け,平衡断面予測モデルによる数値シミュレーションを用いて,混合粒径のHiビーズにおける移動予測手法の検討結果について報告する。(著者抄録)

シソーラス用語： *浅瀬 ,  *土地造成 ,  石炭灰 ,  造粒 ,  移動 ,  *土木材料 ,  水理模型試験 ,  予測技法 ,  シミュレーション ,  沿岸帯 ,  粒状材
準シソーラス用語： *石炭灰造粒物

分類 (1件)： 海岸工学  (RC13000X)

引用文献 (9件)：

• 仁科晴貴,中本健二,樋野和俊,中下慎也:沿岸域に覆砂した石炭灰造粒物の移動予測に関する研究,土木学会論文集B3(海洋開発), Vol.72, pp.455-460,2016.
• 井上省吾,西野博史,木村道夫,日比野忠史,首藤啓:石炭灰造粒物の海底被覆による海域環境の改善効果,土木学会論文集B3(海洋開発), Vol.67, pp.511- 516,2011.
• 福間晴美,日比野忠史,山本民次,斉藤直:石炭灰造粒物覆砂による環境修復効果-汽水域をフィールドとして-,海岸工学論文集,第56巻,pp.1026-1030,2009.
• 仁科晴貴,中本健二,河内友一,樋野和俊:流れ・波浪による石炭灰造粒物の移動限界に関する研究,土木学会論文集B3(海洋開発), Vol.70, pp.732-737,2014.
• 仁科晴貴,中本健二,中下慎也,河内友一,樋野和俊:混合粒径の石炭灰造粒物の移動限界に関する研究, 土木学会論文集B3(海洋開発), Vol.71, pp.305-310, 2015.

タイトルに関連する用語 (7件)： 浅場 ,  造成 ,  HI ,  ビーズ ,  石炭灰 ,  造粒物 ,  予測手法