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J-GLOBAL ID：201702259124518887   整理番号：17A0758679

天然化合物および植物粉末はBrassica napusL.var.oleifera(ナタネ)油の安定性および抗酸化特性を改善する【Powered by NICT】

Natural compounds and vegetable powders improve the stability and antioxidant properties of Brassica napus L. var. oleifera (rapeseed) oil

著者 (6件)： Tundis Rosa (Department of Pharmacy, Health and Nutritional Sciences, University of Calabria, Rende (CS), Italy) ,  Tenuta Maria Concetta (Department of Pharmacy, Health and Nutritional Sciences, University of Calabria, Rende (CS), Italy) ,  Loizzo Monica R. (Department of Pharmacy, Health and Nutritional Sciences, University of Calabria, Rende (CS), Italy) ,  Bonesi Marco (Department of Pharmacy, Health and Nutritional Sciences, University of Calabria, Rende (CS), Italy) ,  Menichini Francesco (Department of Pharmacy, Health and Nutritional Sciences, University of Calabria, Rende (CS), Italy) ,  Duthie Garry (Rowett Institute of Nutrition and Health, University of Aberdeen, Aberdeen, Scotland, UK)
資料名： European Journal of Lipid Science and Technology  (European Journal of Lipid Science and Technology)
巻： 119  号： 4  ページ： ROMBUNNO.201600228  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0531A  ISSN： 1438-7697  CODEN： EJLST  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,酸化安定性および天然化合物で強化されたBrassica napusL.var.oleifera(ナタネ)油の潜在的健康利益を増加させるための戦略を評価した。菜種油の酸化安定性に及ぼす貯蔵,光,および加熱の影響をオリーブ油と比較した。酸化安定性はRancimatおよびチオバルビツル酸反応性物質アッセイ(TBARS)産生を用いて評価した。種々の濃度の個々のフェノール化合物,抽出物,野菜粉末を冷間プレス菜種油に添加した。最も正の効果は,凍結乾燥粉末の添加で観察された。菜種油化学プロファイルはガスクロマトグラフィー(GC)およびガスクロマトグラフィー-質量分析(GC MS)により分析し,野菜粉末を添加した菜種油の抗酸化効果は,種々のin vitroアッセイを用いて調べた。結果は,サトウダイコン,ニンジン,トマト,ルタバガ,ナタネ油のフライイングおよび貯蔵中の合成酸化防止剤に代わる効率的な方法あるいは付加物を提供することができることを示唆した。実用化:Brassica napusL.var.oleifera(ナタネ)油は最も消費されている油の一つである。本研究では,著者らは種々の天然物(レッドビート,ブロッコリ,ニンジン,セロリ,グリーンピース,タマネギ,トウガラシ,ホウレンソウ,スウェーデンカブ,トマト及びyellow pea)を用いてナタネ油酸化安定性と潜在的な健康上の利点を増加させることができるアプローチを評価した。結果は,天然物は菜種油の安定性を増加させ,特にマトリックス内の場合よりもむしろ抽出物または純化合物として可能性があることを明確に示した。これらの証拠は,消費者と石油産業の両方にとって重要である。菜種油酸化安定性を調べた。菜種油組成をGC-MSにより決定した。粉末添加による菜種油の増加した抗酸化活性を明らかにした。野菜粉末は菜種油のフライイングおよび貯蔵中の合成酸化防止剤の有効な代替を提供することができる。菜種油酸化安定性を調べた。菜種油組成をGC-MSにより決定した。粉末添加による菜種油の増加した抗酸化活性を明らかにした。野菜粉末は菜種油のフライイングおよび貯蔵中の合成酸化防止剤の有効な代替を提供することができる。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *菜種 ,  トマト ,  菜種油 ,  GC-MS分析 ,  *粉体 ,  天然材料 ,  *酸化防止 ,  フェノール類 ,  フライイング ,  in vitro実験 ,  酸化防止剤 ,  ガスクロマトグラフィー
準シソーラス用語： 抗酸化活性 ,  抽出物 ,  酸化安定性 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 酸化防止剤 ,  Brassica napus var.oleifera ,  化学プロファイル ,  酸化安定性 ,  野菜粉末

分類 (2件)： 食用油脂,マーガリン  (FJ09010C) ,  油脂の性質  (YG01020T)

タイトルに関連する用語 (8件)： 天然化合物 ,  植物 ,  粉末 ,  Brassica ,  ナタネ ,  油 ,  安定性 ,  抗酸化特性