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J-GLOBAL ID:201702261497046714   整理番号:17A0365494

低温ゲル化により誘起されたパーコレーション構造をもつエンバク蛋白質ゲルの作製,特性評価と制御された放出特性【Powered by NICT】

Fabrication, characterization and controlled release properties of oat protein gels with percolating structure induced by cold gelation
著者 (3件):
資料名:
巻: 62  ページ: 21-34  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0877B  ISSN: 0268-005X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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浸透ネットワーク構造を有するコールドセットエンバク蛋白質分離物(OPI)ゲルはグルコノ-δ-ラクトン(GDL)誘導酸性化法を用いて成功裏に調製した。高分子状パーコレーション構造は豊富な架橋点を通した小さいビルディングブロック単位として活性OPI単量体により確立した。GDL濃度の増加により,より多くのフロック内結合と大きい粒子体積分率は,超分子レベルで形成され,優れた機械的性質を有する高密度粗いゲル壁が得られた。特に,10%GDL量でゲルはOPI等電点(IEP)で発生した。OPIゲルが小さな細孔と壁の影響を考慮したコンパクトなネットワーク構造を有し,優れた水保持能(90%)と同等の機械的強度(30 kPa)と卵白ゲル(22 32 kPa)であった。コールドセットOPIゲルは酸性ジュース及びペプシン消化,過酷な胃条件におけるα-アミラーゼ酵素活性とプロバイオティクスの生存性の両方を保護するに耐えることができた。in vitro放出実験は,通常,吸収されるOPIゲルは模擬胃液中の生物活性化合物の時期尚早の放出を防止する能力を持っていたが,まだ模擬腸環境中でのそれらの段階的な放出を可能にしたことを示した。優れた性能を持つOPIゲルを調製するための便利で非毒性的方法を記述した。これらのゲルは,食品及び非食品用途における高感度化合物のためのデリバリー担体として作用する可能性を持つ。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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食品の品質  ,  食品蛋白質 

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