文献

J-GLOBAL ID：201702261673000438   整理番号：17A1943052

保蔵レタスの品質評価に関する基礎的研究

The Basic Research of Evaluation of Preserved Lettuce Quality

著者 (5件)： 塚原茜 (三重大 大学院生物資源学研究科) ,  亀岡慎一 (三重大 大学院生物資源学研究科) ,  伊藤良栄 (三重大 大学院生物資源学研究科) ,  橋本篤 (三重大 大学院生物資源学研究科) ,  亀岡孝治 (三重大 大学院生物資源学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 117  号： 310(ASN2017 62-82)  ページ： 149-150  発行年： 2017年11月09日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 「鮮度」に関しての研究は古くから成されているが,化学成分分析や官能検査など破壊を伴い長い時間を要するものが大半であり,非破壊・即時で測定するための方法が求められている。本研究では,1日目から7日目まで連続7日間,毎日1個のレタスを解体して,内部葉の品質分布分情報を計測した。蛍光X線分析を用いてレタス葉における単位体積当たりの元素量変化を計測し,FT-IR/ATR法で得られたレタス葉のスペクトルを用いて有機物の変化を計測した。蛍光X線分析では,カルシウムとカリウムのみかけの濃度は保蔵時間ともに増加した。また,軽元素LE(Mg以下)では,保蔵時間と共に特徴的な減少傾向が認められた。赤外分光スペクトルからは,ペクチンのガラクツロン酸のエステル結合の切断に伴う変化が認められる1740cm^-1のピークが漸減する傾向が認められた。(著者抄録)

シソーラス用語： *レタス ,  *評価 ,  基礎研究 ,  保蔵 ,  葉 ,  蛍光X線分析 ,  FTIR分光法 ,  全反射 ,  スペクトル解析 ,  カルシウム ,  カリウム ,  ペクチン ,  *元素分析
準シソーラス用語： ATR法 ,  *品質評価

分類 (1件)： 食品の品質  (FJ01040F)

タイトルに関連する用語 (4件)： 保蔵 ,  レタス ,  品質評価 ,  基礎的研究