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J-GLOBAL ID：201702262000648225   整理番号：17A0154835

ISO11031:Cranes-Principles for seismically resistant designと耐震設計(1)-耐震設計とJCAS1101-

著者 (1件)： 小林信之 (日本クレーン協 技術審議会)
資料名： クレーン  (Journal of the Japan Crane Association)
巻： 55  号： 2  ページ： 4-10  発行年： 2017年02月01日 
JST資料番号： S0985A  ISSN： 0285-3892  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： クレーンの耐震設計に関するISO規格「ISO11031」が2016年8月1日に発効した。本講座では,5回にわたって,ISO11031の概要およびそれに基づく試計算例を紹介すると共に,日本クレーン協会規格JCAS1101との相違点について概説すると共に,ISO11031の提案から成立までの経緯と作成作業を通じての所感について述べた。第1回の今回は,耐震設計法の基本的考え方と,JCAS1101の概要について説明した。まず,クレーンの国内外の地震被害を紹介した後,耐震設計の考え方と手法に触れ,耐震設計手法として,「静的震度法」「修正震度法」「応答スペクトル法(スペクトルモーダル法)」「時刻歴地震応答解析法」の4種類を紹介し,それぞれを概説した。次に国内におけるクレーンの耐震設計基準を紹介すると共に,修正震度法に基づく許容応力設計を耐震設計の基本としているJCAS1101を概説した。

シソーラス用語： *耐震設計 ,  *国際標準化機構 ,  *クレーン ,  数値解法 ,  *設計基準 ,  *構造設計 ,  震災
準シソーラス用語： 応答スペクトル法 ,  *許容応力度設計 ,  地震被害

分類 (2件)： 機械設計  (QA01080H) ,  クレーン  (QE01020F)

引用文献 (14件)：

• ISO International standard, ISO11031 : 2016 Cranes-Principles for seismically resistant design, International Standard Organization, 2016.
• 日本クレーン協会,クレーン耐震設計指針, JCAS1101-2008,2008。
• クレーン耐震性検討委員会,阪神・淡路大震災のクレーン等への影響に関する報告書,日本クレーン協会,JCAR 10TA-1-1995,1995,pp.1-66。
• 橘内良雄,兵庫県南部地震によるクレーンの被害状況(クレーン耐震性検討(委)中間報告), クレーン,Vol.35,No.3,1997,pp.7-14。
• 阪神・淡路大震災調査報告書編集委員会,機械設備の被害,阪神・淡路大震災調査報告書,丸善,1998,pp.223-232。

タイトルに関連する用語 (2件)： DESIGN ,  耐震設計