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J-GLOBAL ID：201702262928241293   整理番号：17A0465760

神社・鉄塔近接時の脆弱な地山における補助工法の設計と施工-中部横断自動車道楮根第3トンネル-

Dig Weak Ground Directly below Shrine and Steel Tower on Ridge Using Various Auxiliary Methods-the Chubu Odan Expressway, the Kazone No.3 Tunnel-

著者 (4件)： 安田裕輔 (鴻池組) ,  村島雅征 (鴻池組) ,  山田浩幸 (鴻池組) ,  山本崇之 (国土交通省 関東地方整備局)
資料名： トンネルと地下  (日本トンネル技術協会誌)
巻： 48  号： 4  ページ： 261-272  発行年： 2017年04月01日 
JST資料番号： S0644A  ISSN： 0285-631X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 地山が設計条件以上に脆弱であることが着工後に判明した高速道路用トンネルの設計・工法を見直して,直上の神社と高圧鉄塔への悪影響を回避し無事竣工させた鉄塔・神社への影響を非線形弾性FEM解析により検証し,各基礎の水平・鉛直変位の許容値を設定し,トンネル工事の追加対策工を決定した。長尺鋼管フォアパイリング,レッグパイル,長尺鏡ボルトなどの打設やインバート,プレロードシェルの早期施工によりトンネル断面の安定を保つ対策工を実施した。地表面の沈下量・すべり挙動や鉄塔基礎の相対変位をリアルタイムで自動計測する情報化施工やCIMによる3次元地質モデルも導入した。

シソーラス用語： 高速道路 ,  *トンネル掘削 ,  *軟弱地盤 ,  地盤沈下 ,  数値解析 ,  有限要素法 ,  *情報化施工 ,  実時間処理 ,  自動計測 ,  地質構造 ,  モデリング ,  トンネル掘削工法 ,  山岳トンネル
準シソーラス用語： CIM ,  FEM解析 ,  *補助工法

分類 (1件)： トンネル工事  (RC05031E)

引用文献 (2件)：

• 山田浩幸・安田裕輔・村島雅征・宮下邦彦:脆弱地山での神社・鉄塔直下における補助工法の設計と施工に関する一考察,第71回土木学会年次講演会,pp.829-830,2016.
• 山田浩幸・安田裕輔・村島雅征・宮下邦彦:脆弱地山における神社・鉄塔近接施工時の補助工法の設計と施工に関する一考察,第26回トンネル工学研究報告集,Vol.26,I-23,pp.1-8,2016.11.

タイトルに関連する用語 (8件)： 神社 ,  鉄塔 ,  地山 ,  補助工法 ,  設計 ,  施工 ,  中部横断自動車道 ,  トンネル