文献

J-GLOBAL ID：201702263063288755   整理番号：17A0237532

四面体アモルファス炭素(ta-C)薄膜電極におけるsp³のsp²に対する比と表面酸素官能性間の相関とその電気化学的性質との関連

Correlation between sp³-to-sp² Ratio and Surface Oxygen Functionalities in Tetrahedral Amorphous Carbon (ta-C) Thin Film Electrodes and Implications of Their Electrochemical Properties

著者 (9件)： SAINIO S. (Aalto Univ., Espoo, FIN) ,  NORDLUND D. (SLAC National Accelerator Lab., California, USA) ,  CARO M. A. (Aalto Univ., Espoo, FIN) ,  GANDHIRAMAN R. (NASA, California, USA) ,  KOEHNE J. (NASA, California, USA) ,  WESTER N. (Aalto Univ., Espoo, FIN) ,  KOSKINEN J. (Aalto Univ., Espoo, FIN) ,  MEYYAPPAN M. (NASA, California, USA) ,  LAURILA T. (Aalto Univ., Espoo, FIN)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 120  号： 15  ページ： 8298-8304  発行年： 2016年04月21日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 二つ四面体非晶質炭素(層厚さが約7nmのta-C 1,および層厚さが約15nmのta-C 2)薄膜を,X線吸収分光および電気化学的に研究した。その結果,ta-C表面およびバルク特性,およびそれらのsp3/sp2比に著しい差異を示した。二つの表面は,sp3/sp2比は同等ではあったが,バルクでの差異が存在し,ta-C薄膜は電気的に等価ではなかった。ta-C 1電極では,FcMeOH酸化還元対に対して速い動力学を示した。一方で,ta-C 1表面上の多量の酸素官能基はドーパミンおよびアスコルビン酸に対して感度を向上させた。陰極アーク過程における堆積パラメータの変化により,得られるsp³/sp²ハイブリッド化と表面官能性を変動させ,固有の電気化学的利用に対する表面の調整を可能にした。

シソーラス用語： *四面体 ,  *非晶質 ,  *炭素 ,  *膜電極 ,  配位混合 ,  酸素 ,  官能化 ,  相関 ,  サイクリックボルタンメトリー ,  *電気化学的挙動 ,  層厚 ,  X線吸収分光法 ,  表面性状 ,  内面 ,  薄膜 ,  フェロセン誘導体 ,  酸化還元反応 ,  *感度 ,  *イオンめっき ,  複合技術 ,  密度汎関数法 ,  Raman分光法 ,  電子スペクトル ,  Augerスペクトル ,  カテコールアミン ,  第一アミン ,  ラクトン ,  水溶性ビタミン ,  第二アルコール ,  ポリオール
準シソーラス用語： 酸化還元対 ,  陰極アーク蒸着

分類 (3件)： 電極過程  (CB07040U) ,  その他の無機化合物の薄膜  (BK14060A) ,  炭素とその化合物  (YB02060D)

物質索引 (2件)： ドーパミン ,  アスコルビン酸

タイトルに関連する用語 (9件)： 四面体アモルファス炭素 ,  ta-C ,  薄膜電極 ,  Sp3 ,  比 ,  酸素 ,  官能性 ,  相関 ,  電気化学的性質