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J-GLOBAL ID：201702263265058326   整理番号：17A1694464

大学キャンパスに適用された地区計画に関する研究

著者 (3件)： 前遼太郎 (ジェイアール西日本コンサルタンツ) ,  松本邦彦 (大阪大 大学院工学研究科) ,  澤木昌典 (大阪大 大学院工学研究科)
資料名： 都市計画報告集(CD-ROM)  (Report of the City Planning Institute of Japan)
号： 15  ページ： 267-272  発行年： 2017年04月25日 
JST資料番号： L4775B  ISSN： 1348-2858  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 大学キャンパスへの地区計画の適用実態とその効果を,地区計画策定による容積率などの建築形態規制の変化,地区計画適用によるキャンパスの整備と周辺環境への影響,によって明らかにした。25地区の大学と地方自治体にアンケート調査及びヒアリング調査を行った。19地区は既設キャンパスへの基本適用で,立地は都心と郊外が半々であった。残りの6地区は新設キャンパスへの応用適用で,全て都心に立地していた。基本型は用途地域変更による規制緩和が行われ,応用型では地区計画による直接規制緩和が行われる。応用型ではオープンスペースや公共施設の整備も行われ,地域に開かれたキャンパスが意図されている。応用型の方がキャンパス整備の効果が大きかった。

シソーラス用語： *大学 ,  *キャンパス ,  *地区計画 ,  空地 ,  公共施設 ,  *都市再開発 ,  *地方自治体 ,  アンケート ,  面接調査 ,  容積率 ,  *規制緩和 ,  都心 ,  都市郊外 ,  新設

分類 (2件)： 開発,再開発,都市整備  (RD02030V) ,  教育施設,文化施設,宗教建築  (RB05050G)

引用文献 (7件)：

• 中央教育審議会(2005)、「我が国の高等教育の将来像(答申)」、 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/05013101.htm (2016年3月1日アクセス)
• 国立大学等のキャンパス整備の在り方に関する検討会(2013)、 「キャンパスの創造的再生~社会に開かれた個性輝く大学キャンパスを目指して~」、 http://www.mext.go.jp/a_menu/shisetu/kokuritu/kentoukai/__icsFiles/afieldfile/2013/03/27/1332431_2.pdf (2016年3月1日アクセス)
• 東北大学(2006)、「東北大学青葉山新キャンパスマスタープラン2006」、 http://campus.bureau.tohoku.ac.jp/tu_DL_data/masterplan.pdf (2016年3月8日アクセス)
• 名古屋大学(2010)、「名古屋大学キャンパスマスタープラン2010」、 http://web-honbu.jimu.nagoya-u.ac.jp/fmd/8campusmasterplan/image8/CMP2010ALL.pdf (2016年3月8日アクセス)
• 岡田真幸、位寄和久、下田貞幸、大西康伸、岡秀和(2006)、 「キャンパス整備計画策定のための施設整備項目の満足度手法分析に関する研究」、日本建築学会計画系論文集、第601号、p.65-71、日本建築学会

タイトルに関連する用語 (4件)： 大学キャンパス ,  地区 ,  計画 ,  研究