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J-GLOBAL ID：201702263367924232   整理番号：17A0637556

突風応答による橋床のフラッタ導関数の同定に関する研究

STUDY ON IDENTIFICATION OF BRIDGE DECK FLUTTER DERIVATIVES BY GUST RESPONSE

著者 (3件)： LAM Hoang Trong (Yokohama National Univ., Yokohama, JPN) ,  KATSUCHI Hiroshi (Yokohama National Univ., Yokohama, JPN) ,  YAMADA Hitoshi (Yokohama National Univ., Yokohama, JPN)
資料名： 宇宙航空研究開発機構特別資料 JAXA-SP-(Web)  (JAXA Special Publication (Web))
号： 16-008E  ページ： 217-225 (WEB ONLY)  発行年： 2017年03月15日 
JST資料番号： U0875A  ISSN： 2433-2232  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,橋梁断面のフラッタ導関数(FD)をシミュレーション法から近似する方法を提案した。より困難なのは,断面モデルに対し,模擬したバフェッティング応答を介して,確率的振動技術を使ったFD抽出のためのシステム同定法である。流れの分析には以下の検討が含まれる:変動する風速を目標パワースペクトルからシミュレートし,橋梁モデルのバフティング応答は異なる平均風速における数値解から得られた。次に,FDを抽出する際のシステム同定技術を用い,突風応答データを解析し,この手法に含まれる困難性を検討した。突風応答の時間領域解析,確率的システム同定は2自由度システムを推定するために提案された。最後に,突風応答データの,FDを得るためのこれらの方法の精度に及ぼすいくつかの悪影響について討議し,結論付けが行われた。本研究の結果で,乱流のFDへの影響を明確にすることができ,さらに,バケッティング負荷の下で,フルスケールの応答からFDを推定するために適用される。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *橋床 ,  *フラッタ ,  同定 ,  *突風応答 ,  システム同定 ,  バフェッティング ,  導関数 ,  乱流
準シソーラス用語： 空力係数

分類 (2件)： 柱  (HD03030S) ,  橋梁工学一般  (RC06010Y)

引用文献 (14件)：

• V. Boonyapinyo, T. Janesupasaeree: Data-driven stochastic subspace identification of flutter derivatives of bridge decks, J. Wind Eng. Ind. Aerodyn, 98, pp. 784-799, 2010.
• H. Yamada, T. Miyata and H. Ichikawa: Measurement of aerodynamic coefficients by system identification method, J. Wind Eng. Ind. Aerodyn, 42, pp. 1255-1263, 1092.
• P.P. Sarkar, N.P Jones, R.H Scanlan: System identification for estimation of flutter derivatives, J. Wind Eng. Ind. Aerodyn, 42, pp. 1243-1254, 1992v.
• G. Bartoli, S. Contri,C. Mannini, and M. Righi: Toward an improvement in the identification of bridge deck flutter derivatives, Journal of Engineering Mechanical (ASCE), Vol.135, pp.771-785, 2009.
• G. Bartoli, M. Righi: Flutter mechanism for rectangular prism in smooth and turbulent flow, J. Wind Eng. Ind. Aerodyn, 94, pp. 275-291, 2006.

タイトルに関連する用語 (6件)： 突風応答 ,  橋床 ,  フラッタ ,  導関数 ,  同定 ,  研究