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J-GLOBAL ID:201702263450533309   整理番号:17A0316340

イタリアとブラジルで分離されたPrototheca株の生物膜形成及び抗生物質感受性の分子タイピングと相違【Powered by NICT】

Molecular typing and differences in biofilm formation and antibiotic susceptibilities among Prototheca strains isolated in Italy and Brazil
著者 (11件):
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巻: 99  号:ページ: 6436-6445  発行年: 2016年 
JST資料番号: C0282A  ISSN: 0022-0302  CODEN: JDSCAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Protothecaによる乳房炎は,酪農産業に大きな経済的損失を考慮した重大で複雑な問題である。本研究の主な目的は,さまざまなPrototheca属株を遺伝子レベルで同定及び特性化し,protothecal抗生物質耐性についての最も完全なデータを提供することであった。研究はイタリア(13株)とブラジル(33株)乳房炎乳由来の46株を含んでいる。これらの菌株は,多重PCR及び一本鎖コンホメーション多型分析により同定し,ランダム増幅多型DNA(RAPD)-PCRにより特性化した。さらに,バイオフィルム産生および抗生物質感受性を評価した。四十二株をPrototheca zopfii遺伝子型2となったが,4分離株は潜在的な新しいPrototheca種に属することができた。3プライマー(M13,OPA,OPA)を用いて行い,RAPD-PCRは分離株間の顕著な不均一性を示し,種と地理的起源に従った系統のグループ化した。生物膜生産は種依存的であったとP.zopfii遺伝子型2株は強い生物膜生産菌として分類した。in vitro抗生物質感受性試験はPrototheca株はアミノグリコシド系抗生物質群に属する抗菌薬に感受性であることを示した。Prototheca株に対して最も高い活性は硫酸コリスチン,ゲンタマイシンおよびネチルミシン(感受性系統の100%)の場合に観察された。全てイタリアP.zopfii遺伝子型2株は,ブラジルのより低い最小発育阻止濃度値を示したことに注目することは興味深い。ナイシンはリゾチームとソルビン酸カリウムよりも有効性を示し,株の31%を阻害した。本研究で得られた結果は,RAPD-PCRはPrototheca株特性化のための迅速,安価,そして高感度ツールであることを確認し,乳牛群におけるprotothecal乳房炎をより良く理解するために良好な科学的貢献を与えることができた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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牛 

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