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J-GLOBAL ID:201702263696198315   整理番号:17A0446338

リゾチーム結合のためのクリック化学により合成した大環状スペーサアームを有する新規親和性膜【Powered by NICT】

Novel affinity membranes with macrocyclic spacer arms synthesized via click chemistry for lysozyme binding
著者 (12件):
資料名:
巻: 327  ページ: 97-107  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0362A  ISSN: 0304-3894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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親和性膜はバイオ分離と精製への応用に大きな可能性を持っている。ここで発見リゾチーム結合のための大環状スペーサアームを有する新規親和性膜の設計である。クリック可能なアジ化シクロデキストリン(CD)腕とクリック可能なアルキンエチレン-ビニルアルコール(EVAL)鎖を設計し,作製した。アジド-アルキンクリック反応により,三次元マイクロチャネルにおけるCDスペーサアームをもつEVAL CD配位子親和性膜を作製することに成功した。FT-IR,XPS,NMR,SEM及びSEM-EDSの結果は,構造進化の詳細な情報を与えた。膜マトリックス中の大量の細孔は,効率的な作動チャネルを提供し,配位子(親和性部位)を導入したCDアームは超分子雰囲気を提供した。生EVAL膜のそれと比較して,EVAL CD配位子膜(26.24mg/g)の吸着容量は三重増加を示した。CDアームから三つの効果(誘導効果,アーム効果,サイト効果)は強化された性能を与えることを示した。クリック反応はバルクにおける膜マトリックス中に起こった。他の報告された膜と比較して,ここで記述した親和性膜の有効リゾチーム結合と高い吸着性能を大環状スペーサアームと超分子作動チャネルを含む提案した戦略と強く関係した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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