文献

J-GLOBAL ID：201702263746979251   整理番号：17A0124737

中期完新世期間中の西遼河地域における早期雑穀利用【Powered by NICT】

Early millet use in West Liaohe area during early-middle Holocene

著者 (5件)： Ma Zhikun (School of Archaeology and Museology, Peking University) ,  Yang Xiaoyan (Laboratory of Land Surface Pattern and Simulation, Institute of Geographic Sciences and Natural Resources Research, Chinese Academy of Sciences) ,  Zhang Chi (School of Archaeology and Museology, Peking University) ,  Sun Yonggang (History and Culture Institute, Chifeng University) ,  Jia Xin (Laboratory of Earth Surface Process and Environment, School of Geographic and Oceanographic Sciences, Nanjing University)
資料名： Science China. Earth Sciences  (Science China. Earth Sciences)
巻： 59  号： 8  ページ： 1554-1561  発行年： 2016年 
JST資料番号： C2577A  ISSN： 1674-7313  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アワ農耕は,中国北部に由来することが認識されている。しかし,アワ(Setaria italica),キビ(Panicum miliaceum)の栽培化過程はまだ十分に理解されていない。古代キビ澱粉粒の統計的および形態学的分析に基づいて,緑色アワ(S.viridis)の長期栽培が提案されている具体的な仮説。しかし,仮説はより領域とより考古学的発見からの証拠による検証を必要とする。西遼河領域はミレット栽培の初期領域の一つである。ここでは,中国の西遼河地域におけるXiaohexi培養(8.5ka BP前),Xinglongwa培養(8.2 7.4ka BP),Zhaobaogou培養(7.0 6.4ka BP),Hongshan培養(6.5 5.0ka BP)の八地点からの12石研削工具から回収された古代のデンプン粒を報告した。著者らの結果は,野生キビ草の診断法である,皺表面および粗いエッジを有するキビ澱粉粒の割合は,Hongshan培養にXiaohexi培養から13.0%から3.4%に減少することを示した。,家畜化されたアワでのみ記録されたサイズクラス,>16.8mmのキビ澱粉粒は55.0%から62.1%に増加した。これらキビデータは西遼河地域におけるミレット栽培化の過程はXiaohexi期間に始まり,Hongshan期間まで続けたことを意味している。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 石材 ,  *澱粉粒 ,  考古学 ,  中華人民共和国 ,  中国北部 ,  モルフォロジー ,  培養 ,  栽培
準シソーラス用語： 家畜化 ,  古代 ,  栽培化 ,  農耕 ,  *雑穀 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 植物栽培化 ,  西遼河領域 ,  農業起源 ,  新石器時代 ,  澱粉粒分析

分類 (1件)： 畑作物一般  (FC03031E)

タイトルに関連する用語 (5件)： 中期完新世 ,  河 ,  地域 ,  早期 ,  雑穀