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J-GLOBAL ID：201702265086563037   整理番号：17A0318129

熱またはパルスいずれか電場処理したSaccharomyces cerevisiae細胞における定量化亜致死損傷における最大非阻害濃度(MNIC)法の批判的解析【Powered by NICT】

Critical analysis of the maximum non inhibitory concentration (MNIC) method in quantifying sub-lethal injury in Saccharomyces cerevisiae cells exposed to either thermal or pulsed electric field treatments

著者 (4件)： Kethireddy V. (Department of Food Science, University of Otago, PO Box 56, Dunedin 9054, New Zealand) ,  Oey I. (Department of Food Science, University of Otago, PO Box 56, Dunedin 9054, New Zealand) ,  Jowett Tim (Department of Mathematics and Statistics, University of Otago, PO Box 56, Dunedin 9054, New Zealand) ,  Bremer P. (Department of Food Science, University of Otago, PO Box 56, Dunedin 9054, New Zealand)
資料名： International Journal of Food Microbiology  (International Journal of Food Microbiology)
巻： 233  ページ： 73-80  発行年： 2016年 
JST資料番号： A0434C  ISSN： 0168-1605  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 加工処理または環境ストレスのために,微生物集団内の亜致死損傷はしばしば選択剤の最大非阻害濃度(MNIC)を含む「選択培地」上に回収された数と比較して非選択培地上に回収された細胞数の差として評価した。しかし,外傷,個体群多様性と動力学への細胞代謝応答の知識が増加すると,亜致死性損傷を定量化する従来の手法の背後にある理論的根拠を精査する必要がある。本研究では,温和な熱(45°Cで010及び20分)または軽度のパルス電場処理(電場強度8.0 9~1.0kV/cmと814および21kJ/kgのエネルギー準位)のいずれかに曝露したSaccharomyces cerevisiae細胞(約4.75log CFU/mL)の亜致死性損傷を定量化するために用いた方法論を再評価した。処理した細胞は酵母麦芽寒天(YM)またはYM含有NaClのどちらかに接種し,1年に5 15%で選択剤は増加した。初期処理に起因する亜致死ストレス,平板培地における選択剤に起因する応力,治療後阻害のその後の変化の影響は,CFU数(細胞数)に基づいて評価した。A NOVAと一般化された最小二乗モデルは細胞数に及ぼす培地,処理,およびそれらの相互作用効果(P<0.05)の有意な影響を示した。を用いて選択剤の濃度は回復培地における選択的成分(NaCl)の相互作用効果のために記録された亜致死性損傷の程度を支配することを示した。著者らの知見は,亜致死性損傷に影響を与える培養条件の可能な一般的な誤解を明らかにした。S.cerevisiae細胞のための興味深いことに媒質中の種々のNaCl濃度で回収した細胞の数は,損傷のモード,異なる処理様式の比較有効性と個体群内の抵抗性の固有度に関する貴重な情報を提供すると思われる。このアプローチは,他の微生物における同様の情報を提供するかもしれない。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *電場 ,  最小二乗法 ,  選択培地 ,  *酵母菌属 ,  寒天 ,  *Saccharomyces cerevisiae ,  細胞計数 ,  塩化ナトリウム ,  電界強度 ,  培養条件 ,  個体群 ,  麦芽
準シソーラス用語： パルス電場 ,  亜致死性傷害 ,  環境ストレス , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 亜致死損傷定量化 ,  選択剤塩化ナトリウム ,  Saccharomyces cerevisiae ,  パルス電場 ,  熱処理

分類 (2件)： 微生物に対する影響  (EE04020O) ,  ぶどう酒  (FK04024X)

タイトルに関連する用語 (8件)： パルス ,  電場 ,  Saccharomyces ,  細胞 ,  定量化 ,  阻害 ,  法 ,  解析