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J-GLOBAL ID:201702266807448107   整理番号:17A0792898

パパイン消化によって処理した小麦粉の糊化特性のQTL(量的形質遺伝子座)マッピング【Powered by NICT】

QTL mapping of the pasting properties of wheat flour treated by papain digestion
著者 (10件):
資料名:
巻: 69  号: 3-4  ページ: ROMBUNNO.201600077  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0130A  ISSN: 0038-9056  CODEN: STARDD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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蛋白質加水分解は食品あるいは工業的品質を改善するための食品工業で広く用いられている,処理は同時または引き続いて澱粉糊化を行った。本研究では,天然小麦粉(NWF)およびパパイン処理粉(PTF)の糊化特性のQTL(量的形質遺伝子座)マッピングは,三種類の環境で行った。これらの分析は,6248種類の分子マーカーからなる遺伝的連鎖地図と「Shannong01,35×Gaocheng9411」から誘導された173F_9 10組換え近交系(RILs)のセットを含んでいた。糊化特性のためのQTL(量的形質遺伝子座)の追加的,上位性,エピスタシス×環境相互作用効果を分析した。糊化特性の全部で43および31相加QTL(量的形質遺伝子座)のNWFとPTFを用いて検出した。QPv1A.4 1,QPv4B.4 17,QTv1A.4 1,QTv4B.4 17,QSb4B.4 17,QPt1A.4 1,QPt4B.4 17はNWFとPTFモデルの両者を用いて同定した。とは対照的に,QPv6A.2 128,QTv6A.2 128,QFv6A.2 75,QBd6A.2 128は小麦粉で同定されただけであった;このようにして,これらのQTLはパパイン消化部位に関連した五と八対の上位性相互作用QTL(量的形質遺伝子座)のNWFとPTFで同定された。QPv1A.4 1/QPv4B.4 17とQTv1A.4 1/QTv4B.4 17はNWFおよびPTFで同定され,一方,QInA1A.4 1とQInA4B.4 17はPTFでのみ検出された。二と三対上位×環境の相互作用がNWFおよびPTFでそれぞれ検出された。本研究では,二つの重要なQTL(量的形質遺伝子座)クラスタ(≧3 QTLs)はNWFから検出され,三個のクラスターがPTFから検出された。蛋白質加水分解及び澱粉糊化の包括的評価の結果は,小麦粉品質の改善を容易にし,コムギの分子育種を促進するための価値ある情報を提供する。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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澱粉 

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