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J-GLOBAL ID：201702267852246258   整理番号：17A0954059

野菜導入による高収益水田複合経営の成立可能性に関する一考察-千葉県平坦地の大規模水田経営を素材として-

著者 (2件)： 松本浩一 (農研機構 中央農業研究セ) ,  高橋ゆうき (千葉県農林総合研究セ)
資料名： 農業経営研究  (Japanese Journal of Farm Management)
巻： 55  号： 2  ページ： 27-32  発行年： 2017年07月25日 
JST資料番号： L4236A  ISSN： 0388-8541  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 水田経営の収益は,米価の低落を背景に低減傾向にあり,野菜作を導入した高収益複合経営の実施が要請されている。ただ,家族経営が中心の中小規模農村にとっては,収益部門として土地利用型作物と野菜作での複合化経営が成立可能か否かを明らかにしておくことが必要である。本論では,野菜作導入による高収益な水田複合経営の成立可能性について,水田と労働力の利用共同という視点から千葉県の水田経営を例にして明らかにした。

シソーラス用語： 栽培 ,  生産 ,  *農業経営 ,  労働力 ,  企業経営 ,  共同利用 ,  *土地利用 ,  ネギ ,  *指標 ,  労働時間
準シソーラス用語： 家族経営 ,  *収益性 ,  水田稲作 ,  *複合経営【農業】 ,  野菜栽培

分類 (2件)： 農業経済,農業経営  (FB01020L) ,  産業経済  (KA02000Y)

引用文献 (6件)：

• 金沢夏樹(1984):「農業複合化の論理と現実」,金沢夏樹(編)『農業経営の複合化』,地球社.
• 木村伸男(1984):「水田野菜作経営の展開」,金沢夏樹(編)『農業経営の複合化』,地球社.
• 平野信之(2009):「東海地域における水田農業ビジョン実現に向けた取組の現状と課題」,関野幸二・梅本雅・平野信之(編)『制度変革下における水田農業の展開と課題』,農林統計協会.
• 松本浩一・高橋ゆうき(2016):「温暖地水田作における複合経営モデルの策定と技術開発要素-南関東-」,『中央農業総合研究センター経営研究』特別号,pp.81-110.
• 笹倉修司(2015):「星勉・山崎亮一編著『伊那谷の地域農業システム 宮田方式と飯島方式』」(書評),『農業経営研究』,53(4),pp.109-110.

タイトルに関連する用語 (10件)： 野菜 ,  収益 ,  水田 ,  複合経営 ,  可能性 ,  千葉 ,  平坦地 ,  大規模 ,  経営 ,  素材