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J-GLOBAL ID：201702268262178297   整理番号：17A0411762

Xianshuihe断層,中国南西部上の大規模走向移動地震の破壊開始点における破壊エネルギー【Powered by NICT】

Fracture energies at the rupture nucleation points of large strike-slip earthquakes on the Xianshuihe fault, southwestern China

著者 (2件)： Xie Yuqing (Department of Earth, Planetary, and Space Sciences, University of California, Los Angeles, California, USA) ,  Kato Naoyuki (Earthquake Research Institute, University of Tokyo, Tokyo 113-0032, Japan)
資料名： Journal of Asian Earth Sciences  (Journal of Asian Earth Sciences)
巻： 134  ページ： 55-62  発行年： 2017年 
JST資料番号： E0267C  ISSN： 1367-9120  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 純粋な走向移動断層に沿った地震サイクルは破壊開始点における破壊エネルギーを得るために加速度状態依存摩擦則を用いて数値的にシミュレートした。モデルでは,深い非地震性滑りは,断層,浅い速度-弱化摩擦領域における再発性地震を発生させるに関係している。各シミュレートした地震の破壊核形成点での破壊エネルギーはせん断応力と滑り関係,滑り弱化挙動を示すを用いて計算した。シミュレーション結果は,核形成点と震源パラメータでの破壊エネルギーの関係を破壊力学に基づいた理論的アプローチ,非地震性滑り領域の端部でのエネルギー放出速度は,最初の破壊エネルギーを超える地震が起こることで一致していることを示した。エネルギー放出速度は地震間期間中の深部非地震性すべりの量,地震と深部非地震性滑り速度の再発間隔から推定できるの二乗に比例するので,走向移動地震の破壊エネルギーを計算することができる。この結果を用いて,Xianshuihe断層,中国南西部の選択されたセグメントに大地震の核形成点での破壊エネルギーを推定した。は,以前の研究で推定された破壊核形成点で推定した破壊エネルギーが開発されている断裂に対する平均破壊エネルギーの値よりも一般に小さいことを見出し,破壊エネルギーは破壊伝搬距離と共に増加する傾向があることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 走向移動断層 ,  深部 ,  再発 ,  *地震 ,  震源パラメータ ,  大地震 ,  核形成 ,  破壊力学 ,  加速度 ,  剪断応力 ,  *破壊エネルギー
準シソーラス用語： 破壊伝搬 ,  非地震性滑り ,  地震サイクル ,  *走向 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 破壊エネルギー ,  地震サイクル ,  摩擦 ,  走向滑り ,  断層帯

分類 (2件)： 地震活動  (DC03030L) ,  地質構造・テクトニクス  (DE04030Y)

タイトルに関連する用語 (8件)： 断層 ,  中国 ,  大規模 ,  走向 ,  地震 ,  破壊 ,  開始点 ,  破壊エネルギー