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J-GLOBAL ID：201702270820107338   整理番号：17A0502966

木材の摩擦を用いた耐力壁の開発 その5 複数の耐力壁を組合わせた振動試験

著者 (6件)： 若島嘉朗 (富山木研) ,  藤澤泰士 (富山木研) ,  石川浩一郎 (福井大) ,  清水秀丸 (椙山女学園大) ,  北守顕久 (京大) ,  松原独歩 (都産技研)
資料名： 日本木材学会大会研究発表要旨集(完全版)(CD-ROM)  (日本木材学会大会研究発表要旨集(CD-ROM))
巻： 67th  ページ： ROMBUNNO.H17-10-1045  発行年： 2017年02月27日 
JST資料番号： L1221B  ISSN： 1349-0532  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 筆者らはこれまでに木材の摩擦を利用した高減衰壁の開発を進めており,振動試験により壁単体ではその高い耐震性能を実証した。しかし,実際の木造住宅は耐力壁以外に雑壁も耐力を負担しており,また,このような減衰性能を期待する壁は建物に必要な耐力の一部を負担させる利用法が現時点では想定される。そこで本報では,合板壁および石こうボード壁と高減衰壁を組合わせて振動試験を行った。その結果,高減衰壁を有する試験体はバイリニア型の復元力特性を示すとともに,高減衰壁は非常に高い剛性を示し早期に降伏することにより,小変形域より履歴減衰によるエネルギー吸収がなされ,高減衰壁が全体の7割の地震エネルギーを吸収した。(著者抄録)

シソーラス用語： *木構造 ,  *耐力壁 ,  木材 ,  摩擦 ,  *耐震性 ,  合板 ,  石膏ボード ,  減衰 ,  復原性 ,  剛性 ,  エネルギー吸収 ,  振動台試験
準シソーラス用語： 復元力特性 ,  摩擦減衰 ,  履歴減衰

分類 (1件)： 木構造  (RA04020P)

タイトルに関連する用語 (5件)： 木材 ,  摩擦 ,  耐力壁 ,  開発 ,  振動試験