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J-GLOBAL ID:201702271871322213   整理番号:17A0751182

生鮮及び乾燥ヒキガエル毒液中の毒素を分析するための飛行時間型質量分析と超高速液体クロマトグラフィーに基づいたメタボロミクス法【Powered by NICT】

Metabolomics method based on ultra high performance liquid chromatography with time-of-flight mass spectrometry to analyze toxins in fresh and dried toad venom
著者 (12件):
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巻: 39  号: 24  ページ: 4681-4687  発行年: 2016年 
JST資料番号: A0139B  ISSN: 1615-9306  CODEN: JSSCCJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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乾燥は,天然剤処理における貯蔵時間を延長するための重要なステップであるが,生成物の化学的特性を変化させる。本研究では,研究は,パターン認識アプローチと組み合わせた超高速液体クロマトグラフィーによる室温での60°Cと空気乾燥で真空乾燥により誘導されたヒキガエル毒液中の代謝変化を特性化した。全部で52種の代謝物,ダウンレギュレーションまたはアップレギュレーションされ,潜在的化学マーカーとして同定された。新鮮ヒキガエル毒と比較して,60°Cで真空乾燥は共役型ブファジエノリド含有量を有意に増加することに成功したが,遊離型ブファジエノリドの含有量はわずかに減少した。一方,室温で空気乾燥ヒキガエル毒は新鮮な毒と比較してブファジエノリドの比較的低い量を示した。例えば,いくつかの既知の抗腫瘍成分(gamabufotalin,ブホタリン,シノブファギン,など)の含有量は有意に減少した。3-(4,5-ジメチルチアゾール-2-イル)-2,5-ジフェニルテトラゾールイウム臭化バイオアッセイは,室温で空気乾燥毒は60°Cで真空乾燥した試料よりもin vitroでヒト肝細胞癌SMMC-7721増殖に対する弱い抗腫瘍活性を持つことを示した。これらの結果は,ヒキガエル毒の大きな代謝変化は,乾燥過程中に発生し,適切な乾燥法は生薬の化学的品質を維持するために重要であることを示唆した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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生薬一般  ,  液体クロマトグラフィー 

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