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J-GLOBAL ID：201702276384841946   整理番号：17A0500891

先端計測 研究を支える機器開発 日本化学会編 12 集束イオンビーム・レーザーイオン化法による単一微粒子の履歴解析装置

著者 (2件)： 藤井正明 (東京工大) ,  坂本哲夫 (工学院大)
資料名： CSJ Current Review  (CSJ Current Review)
号： 23  ページ： 132-138,1(4)  発行年： 2016年08月25日 
JST資料番号： F1106A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： エアロゾルは大気中の微粒子であるが,この単一微粒子の内部までの分析が可能な分析法を提案した。この方法では,SEM観察粒子を集束イオンビームによりスパッタリングしながらTOF-SIMS分析する。硫酸塩エアロゾルについて分析し,表面は炭素成分と硫酸塩から成るが,スパッタリングして内部を調べると煤が含まれていた。化石燃料の未燃焼成分と燃料中の硫黄が結合してできたエアロゾルと推定した。さらに有機物を検出するには,レーザを用いる共鳴多光子イオン化が高感度で有望である。7μmのTiO₂粒子にピレンを塗布した試料でピレンを1個の粒子で検出できた。しかし,レーザ光源の性能が十分でなく,エアロゾルの実試料で有機物を検出できていない。

シソーラス用語： *エアロゾル ,  PM2.5 ,  *微粒子 ,  集束イオンビーム ,  *イオンビームスパッタリング ,  *二次イオン質量分析 ,  *走査電子顕微鏡 ,  硫酸塩 ,  *光イオン化 ,  黄砂
準シソーラス用語： PM2.5【微粒子】 ,  単一微粒子 ,  TOF-SIMS ,  SEM【顕微鏡】 ,  共鳴多光子イオン化

分類 (1件)： 大気質調査測定一般  (SB03040I)

タイトルに関連する用語 (11件)： 計測 ,  研究 ,  開発 ,  日本 ,  学会 ,  集束イオンビーム ,  レーザー ,  イオン化 ,  微粒子 ,  履歴 ,  解析装置