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J-GLOBAL ID:201702288946124813   整理番号:17A0015949

北海道の複数地点(43.2~44.4°N)からの夜光雲の最初の撮像と同定

First imaging and identification of a noctilucent cloud from multiple sites in Hokkaido (43.2-44.4°N), Japan
著者 (9件):
資料名:
巻: 68  号: Nov  ページ: 68:182 (WEB ONLY)  発行年: 2016年11月 
JST資料番号: U0519A  ISSN: 1880-5981  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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2015年6月21日(金)の早朝時間帯(地方標準時02:00周辺)に,北海道(日本)の5地点(43.17~45.36°N)からデジタルカメラを用い夜光雲(NLC)同時撮像観察が成功裏に実施された。これは,日本の複数の地点から取得された最初のNLC事象である。複数地点から得た同時画像により,三角測量と画像相関法を用いて,NLCの正確な高度(=83.9±0.1km)と空間分布(47.5~50.0°Nおよび143.0~147.5°E)を計算することが可能となった。衛星と北海道北部(稚内)の中周波(MF)レーダから提供された上部中間圏の大気パラメータと,Aeronomy of Ice in the Mesosphere 衛星から得られた雲分布との比較に基づけば,この特殊な事象は高緯度(すなわち,より寒い)地域から南方向へのNLCの移流の結果と考えられる。2015年の北半球夏季における上部中間圏温度の異常を,AURA衛星データを用いて調査した。この理由は,日本で初めて確認されたNLC事象であるためである。しかし,上部中間圏では他の年と比較して顕著な温度変化は見られなかった。気象庁が保有する気象記録とNLC期間との比較によれば,雲量(特に低高度)が夏季に北海道で高い比率であり,これは,NLCが過去には北海道で目撃されていなかった理由として無視し難い。(翻訳著者抄録)
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