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J-GLOBAL ID：201702289131623815   整理番号：17A1224768

係留船舶の長周期動揺低減システムの実証試験及び効果の推定

FIELD DEMONSTRATION EXPERIMENTS OF A REDUCTION SYSTEM FOR LOW-FREQUENCY SHIP MOTIONS AND ESTIMATION OF ITS EFFECTS

著者 (8件)： 小泉勝彦 (四国地方整備局 高松港湾空港技術調査事務所) ,  杉浦悠介 (四国地方整備局 高松港湾・空港整備事務所) ,  菊地洋二 ((一財)沿岸技術研究センター) ,  土田真二 ((一財)沿岸技術研究センター) ,  大竹祐一郎 ((株)MOLマリン 海洋技術事業部) ,  山口将人 ((株)MOLマリン 海洋技術事業部) ,  米山治男 (港湾空港技術研究所) ,  平石哲也 (京都大学 防災研究所)
資料名： 土木学会論文集 B3(海洋開発)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B3 (Ocean Engineering) (Web))
巻： 73  号： 2  ページ： I_797-I_802(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U0288A  ISSN： 2185-4688  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 高知港三里地区岸壁(-12m)は,防波堤整備の完了前に供用開始した施設であり,船舶係留中に長周期波によるものと思われる荷役障害が発生している.このため,防波堤完成までの暫定的な対策として,船舶の係留系とは別に,陸上側に岸壁に高強度の係留索(テトロンダイニーマ索)を擁したウィンチを装備する「長周期動揺低減システム」(以下,「本システム」という)を設置し,実証試験を行った.本システムは,係留系の固有周期を長周期波の卓越周期からずらして共振を抑制するものである.本論文は,平成26~27年度にかけて5回にわたり現地岸壁に係留荷役中の船舶に対して行った実証試験の結果を報告するとともに,その結果から本システムの効果を推定することを目的としたものである.(著者抄録)

シソーラス用語： 高知県 ,  係船岸 ,  *係船 ,  *長波【流体波】 ,  索 ,  強度 ,  *揺れ ,  *システム ,  *減少 ,  *実証実験 ,  *効果 ,  固有周期 ,  共振 ,  抑制
準シソーラス用語： 荷役障害 ,  共振抑制 ,  係留索 ,  *係留船舶 ,  高強度 ,  高知港 ,  三里地区岸壁 ,  長周期動揺 ,  低減システム

著者キーワード (5件)： long-period waves ,  natural period ,  mooring rope ,  winch ,  ship motion simulation

分類 (1件)： 港湾施設,港湾工事  (RC15020H)

引用文献 (4件)：

• 1) 財団法人沿岸技術研究センター:港内長周期波影響評価マニュアル,沿岸技術ライブラリーNo. 21,2004.
• 2) 長周期動揺低減システムに関する実証実験,財団法人沿岸技術研究センター:沿岸技術研究センター論文集 No. 8,2008.
• 3) 高知港三里地区長周期動揺低減システムの実証試験について,一般財団法人沿岸技術研究センター:沿岸技術研究センター論文集No. 16,2016.
• 4) 久保雅義, 今村彬郎, 奥村宗行:長周期船体運動計測装置の試作と計測結果について, 神戸商船大学紀要, 第2類, 第28号, 1980, pp. 289-298

タイトルに関連する用語 (5件)： 係留船舶 ,  長周期 ,  動揺 ,  実証試験 ,  推定